Adler Festo/ライフタイルに関するワーク
09月21日に、東京・早稲田大学で「第5回アドラーフェスト」が開催されました。今日はそこで体験した向後先生によるワークについて報告します。
今回のワークのテーマは「ライフスタイルへの3つのアプローチ」でした。まず、恒例の質問紙によるライフスタイル診断を行いました。参加者の中には、その都度、ライフスタイルの変わる人もいます。しかし、私は一貫して変わらぬDタイプです。
今回はそこから一歩先に進んで、ライフスタイル エピソード診断シートを使ったワークでした。エピソード診断シートにはアドラーのライフタスクごとに分類された3種類の質問がありました。
(愛のタスク) あなたの愛するパートナーが裏切ったら
(交友のタスク) 友人が約束をやぶったら
(仕事のタスク) 職場の同僚と意見が対立したら
それぞれの場面を想像して以下の質問に答えました。
それはどんな出来事ですか
どう感じますか
どう解決しますか
各自でこの質問に答えたあと、それを開示してグループの仲間にライフスタイルを当ててもらいました。
さて、私の回答に対しては、この手のワークをすると必ず笑いが起きます。どうやら多くの人とは異なるようです。
愛のタスクについての回答です。あまり場面を想像することができませんでした。そこで一般的な場面として「浮気」と書きました。もしパートナーが浮気をしたらどうするか、私の今の生活に影響しないようにすると書きました。
交友のタスクについての回答です。あまり友人と約束をすることはありません。これも一般的な場面として「映画の待ち合わせ(ドタキャン)」としました。そのときの対応は、迷わずすぐに一人で映画に行く、です。またそのときの感情は、待たされた時間がムダだと腹を立てます。
仕事のタスクについての回答です。これは実例として支援姿勢に対する考え方の相違があります。それに対する対処方法は、できるだけ早く穏便に辞めていただくように仕組む、というものでした。
こうして文字にすると、自分の利益しか追求していないということがよくわかります。さらに気づいたことがあります。このワークの面白いところは、人のライフスタイルを当てるというものです。しかし私は人のライフスタイルを当てられません。というより人のライフスタイルに興味がわきません。そう思うところが典型的なDタイプなのかもしれません。
ライフスタイル診断、大好きです。