原宿、今、昔。
長女が友人とジャニショに行ってきました。我が家の夕飯はその話題で大変盛り上がりました。しかし、私には暗号や、呪文のようにしか聞こえませんでした。
ジャニショは原宿にあるジャニーズ・ショップです。ジャニーズメンバーの公式生写真等を販売しているところです。休日は、入店するのに何時間待ちするということで平日に行ったとのことでした。
そこでは何百枚もある写真の中から、自分の目当てのアイドル(専門用語で「担当」と言います)の写真を探し、その番号をオーダー表に書き込み、レジで注文をするそうです。その際、レジの人はものすごいスピードで番号を打込みます。長女は、あの指さばきは神、と絶賛していました。他にもいろいろな話をしてくれました。しかし、私が理解できた会話はこの程度です。
私は、家族の会話についていかれず淋しかったので、無理やり会話に割り込みました。
「お父さんが学生の頃はね、竹の子族っていうのが流行っていて、歩行者天国で踊っていたんだよ」
すると、中学生の次女が言いました。
「えっ!?、原宿で竹の子体操を踊るの?」
竹の子体操は、保育園のキャンプや運動会でみんなで踊った体操です。
このあと、みんなで当時の竹の子族の様子をYouTubeで見ながら話をしました。
私が初めて原宿に行ったのは、中学3年生のときです。当時、仲良かった友達が、竹の子族が見たいと言い出し、二人で竹の子族を見に行きました。その友人は、裁縫が趣味の男子で、自分で竹の子族の衣装を作ると言ってがんばっていました。
そのとき竹下通りで、初めてクレープを食べてブルーハワイを飲みました。そのお店は、明星か平凡のグラビアでシブがき隊のなんとか君が食べているところが紹介され、長時間、並んで買いました。ブルーハワイ、不思議な飲み物でした。
いつになっても原宿って、若者にかかせないスポットなんですね。話を聞いて嬉しくなりました。