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花粉が辛い…でも給料に影響が…
事業所の活動には外活動があります。たとえば、情報誌の配布やメール便等の戸建て配布です。これが利用者さんの給料になります。
しかし今、外は花粉の嵐、辛そうな人が何人もいます。
利用者さんの中にはマスクが苦手な方がいます。すぐにはずしてしまいます。でもそういう利用者さんにかぎって、室内プログラムよりも外での活動を好みます。限られた空間で他の人がガヤガヤしているのが苦手です。
また、利用者さんの中には病気全般において自分の体の辛さを正しく表現し、伝えることができない方がいます。そのため発見が遅れ、症状が悪化してしまうことがあります。ゆえに支援者は利用者さんの体の変化に敏感でなければなりません。毎朝のあいさつもただ、言葉を交わすだけではなく、一言二言の言葉をかわしながらその日の体調を確認します。
さらに、利用者さんが、今日その活動からはずしてください、と自分から伝えてくることはほとんどありません。支援者もそんなことは想定していません。その活動に参加しなかった場合、他の活動を選べるほどプログラムもありません。まだまだ不十分な現場です。
私が毎日現場にいた頃は、まだ花粉症がここまで流行していませんでした。夏もこんなに猛暑ではありませんでした。だから利用者さんの機嫌が悪くなるとすぐに外に行きました。仕事がひと段落すると散歩に行きました。今はそんな時代ではないようです。
写真は、情報誌の配布をしているところです。