利用者さんへのインタビュー
福祉サービスを利用されている方へのインタビューの2回目です。
ちはる塾おとな学部おとなの研究コースから継続して研究部に参加しています。研究テーマは引き続き、障がいのある利用者さんの意思を尊重した支援を実践させるためにはどうしたらよいかということです。
おとなの研究コースに参加していたときは、支援者の「こうあるべきである」という意思が利用者さんの望む支援を阻害し、さらには人権侵害におよぶのではないかと仮説を立てて調査をしました。しかし、その過程で、私自身が利用者さんの望む支援を具体的に把握していないことに気がつき、今は利用者さんの生の声を集めています。
先日、2回目のインタビューを実施しました。今回は、若い頃は工場で働き、今は、福祉サービスを利用されている女性です。
1回目のインタビューでは半構造化面接ということで、質問を用意していたものの、利用者さんのお話を聴くのが精いっぱいでほとんど質問をすることができませんでした。そこで今回は、まず最初の30分ほど自由にお話をしていただいたあとに質問をさせていただくことにしました。
ところが、おしゃべりを終えて質問に入ってすぐ、ちょっとしたトラブルが起きて、インタビューを終了しなければならなくなってしまいました。もう一度やりなおしです。
わずかな時間ではありました。それでも少しだけ、その方の本音を聴けた気がします。
グループホームでは他の入居者さんと歳の差がありすぎて、話が合わず友達がいないこと。またいろいろ気を使っていることや、自分にもできることがあるのに手を出すことができないというお話でした。
貴重なお話をいただいたので、このあと、文字おこしをします。
またもう一点、前回のインタビューのテキストデータを読み返していて課題を見つけました。私の質問が相手に上手に伝わらず、質問と違う回答が返ってくることがありました。また、そのときに話を質問に戻せないため、だらだらと違う話が続いてしまいます。
反省点をふまえて、今週、再チャレンジです。
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