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絶対に安全運転

障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。

私たち支援者の仕事は、利用者の生活や日中活動の支援、相談、それらの基となる計画の策定です。これが法律に基づく仕事です。しかし、これ以外にも比重がおかれる仕事があります。それが車の運転です。受注活動をしていると、納品等の業務で、利用者を乗せて運転をします。また、毎日の送迎があります。

送迎サービスの実情

私の法人では、朝、夕とも3~4ルート、送迎車が出ます。それでも需要に応えきれません。今、その内の1ルートのみ、外部の会社と契約をしてドライバーを派遣してもらっています。本当は、すべてを専門のドライバーにお願いしたいと思っています。しかし、経費の問題や、ドライバーの人手不足で広げることができません。そのため、今は、直接支援に携わる支援者が交代で運転をしています。また、他の事業所では、送迎ボランティアにお願いをしているところもあります。

今、送迎サービスを希望する人がたくさんいます。特に、新しく事業所を利用しようとする人やそのご家族は、送迎を希望します。共働きのご家庭が増えたからでしょうか。送迎サービスをしないと新しい利用者が来てくれません。

送迎サービスの課題

しかし、送迎サービスには課題がたくさんあります。利用者の立場で言えば、家庭と事業所の間を行ったり来たりするだけです。どこにも立ち寄ることができません。また、事業所を経営する立場では、事故のリスクが心配です。支援者がどんなに気をつけていても、安全運転をしていても事故は起きます。事故をもらってしまうこともあります。そのときのリスクを考えると、運転は、運転のプロに任せたい、私はそう思います。しかし、現実的には、厳しい状況です。

この送迎問題は、私の事業所だけの問題ではありません。また、支援者が兼務で行ったり、ボランティアにお願いするには限界があります。もう福祉業界だけで手におえることでもなくなっています。新しい事業として成立するようになにかしたい、しかしどうして良いかわからない、悶々としています。

今日のできごと

今日は、理由があってこの話題を書きました。今日、私の目の前で大きな事故がありました。幸い、怪我人もなく物損だけで済みました。しかし、急に飛び出した車には、小さなお子さんや、高齢の人が同乗していました。もう一方の車は、電柱スレスレでした。あわや大惨事になるところでした。

車での移動があたりまえの社会です。今日は、もっともっと交通安全を意識しなければいけないと意識した日になりました。

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