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食事中の密を避ける

障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。コロナの影響で日中の事業所の利用者は、一時、2/3程度の利用でした。それが、やっともとの人数に戻りました。

私たちの事業所を利用している人たちは、送迎車を使う人だけでなく、一般の交通機関を使う人がいます。そのため不特定多数の人と接触をします。利用者の中には、感染すると重篤化する恐れがある人や、通院をすることが難しい人がいます。そのため、非常事態宣言中は、多くの利用者が利用を自粛していました。

活動が正常化した今、一番気をつけなければいけないことは、密です。活動中は、外にポスティングに行くグループや、車で出かけるグループもあり、室内の密は比較的回避することができます。しかし、難しいのは食事時間です。全員がマスクをはずし、決められた場所に集います。

“密”回避の工夫

利用者の中には、横に支援者が座らなければいけない人がいます。支援者も一度に複数の利用者を把握しなければいけません。そのため、どうしても距離が近くなります。また、いつも決められた場所で食事をすることを望む人がいます。新しい食事の席を決めるのにも配慮が必要です。

6月も2週目に入り新しい食事パターンが定着してきました。テーブルの数を増やして、人と人が向かい合わないようにしています。できるだけ横並びで座るようにしています。まるで教室のように全員が同じ方向を向いて食事をしています。

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また、状況によっては事務室、会議室、相談室と、あらゆる部屋を使って食事をします

今日も会議室で、支援者と利用者が壁に向かって食事をしてくれました。

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一人でも感染者が出れば、大きな事態に発展します。また、皆さんに少しでも安心して利用していただくことが必要です。

皆さんの協力に感謝です。


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