論文を書くための基礎固め
2019年度、最後の学期末テストが終わりました。ちょっとハードでした。
私は、去年の4月から大学生をしています。去年の今ごろ、長女宛に届いた大学案内のパンフレットの中に、通信制の大学の案内を見つけました。そのころ私は、これからも研究の学びを続けたい、いつか学会誌に投稿をしてみたい、しかし私には基礎体力がないと感じていました。研究をするにも、論文を書くにも基礎的な知識は必要です。そこで、社会福祉について根本的に学び直そう、そう思い大学に入学をしました。
通信制の大学です。通常の大学と同じ単位数のほとんどをオンデマンド事業で受講します。一科目、15講か30講あり、1講が20分弱のビデオが3本で構成されています。また1講終わるごとにテストがあり、さらに7講ごとに試験があります。それらすべてに合格すると期末試験を受けられます。
期末試験もオンデマンドです。自宅で受けるのでテキストを見たり、インターネット検索もできます。最初は、それなら何とかなるだろうと思っていました。しかし、それは大きな間違いでした。問題は、5つの回答の中から正しい物を一つ選びます。ただし、その文字数がたくさんあります。読むだけで精一杯です。読んでいる内に問題を忘れてしまいます。
一週間ほど休んだら、来年度の計画を立てます。初年度は、選択したけれど受講できなかった科目が3つもありました。一週間の半分は、定時で退社し、時間を勉強にあてていました。それでも1シーズン(3ヶ月)でオンデマンド3科目、レポートとスクリーング1科目づつ、それが限界でした。来年度は無駄のないように選択しなければいけません。また、初年度は実践に関係する科目を取ってしまったため、残された科目は未知の科目ばかりです。今年以上に時間がかかる見込みです。
来年度は、論文作成基礎Ⅰ、Ⅱという科目もあります、それに合格すると、研究論文指導という科目を受講できます。学会誌投稿はもうしばらく時間がかかりそうです。
すべての始まりは、2015年の01月に早稲田大学エクステンションセンター中野校に通い始めたことがきっかけです。それからその縁でちはる塾に参加して今があります。50歳を過ぎてから学ぶことが面白くなってきました。