今年の旅行は…
今年の旅行は中止かなぁ…。そろそろその決断をして、利用者の皆さまに周知をしなければいけません。
事業所の旅行
障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。事業所では、毎年、事業所ごとの一泊旅行があります。(以前は二泊三日でした)おかげで私も、いろいろな場所に連れて行っていただきました。
ディズニーリゾートやUSJ、スペイン村のようなテーマパークや、日光、山梨、伊豆、箱根の温泉にも行きました。楽しい思い出ばかりです。しかし、中には辛い思い出もあります。飛行機です。無理やり飛行機に乗せられました。
私は飛行機が嫌いです
少し前は、二泊三日の旅行でした。そのころ、沖縄や北海道にも行きました。私は、飛行機が大嫌いです。仕事なので仕方なく飛行機に乗りました。一度、和歌山にパンダを見に行くという企画がありました。企画の途中で、その旅行が飛行機で行くことを知りました。なぜ、陸続きの地に飛行機で行くのだ、と猛反対をしました。しかし、受け入れてもらえませでした。
私も利用者も辛い飛行機の旅行
初めて仕事で飛行機旅行に行った時のことです。私は、飛行場で利用者を不穏にさせてしまいました。その利用者は、飛行機が楽しくはしゃいでいました。そのときの私は、飛行機に乗らなければいけないということで、心ここにあらず、できればほっといて欲しい、そんな状況でした。どうやら私は、私の隣ではしゃぐ利用者に対して、強く冷たく「お願い静かにしてて」と言ってしまったようです。利用者は、突然、泣き出してしまいました。
それ以来、飛行場での私は、自由行動が許されるようになりました。(一緒に行動して欲しくないようです)さらに飛行機の中も、一人離れて座るようになりました。一緒に旅行に行った支援者の話では、私の横に座った利用者がかわいそうだと言います。私の横に座った利用者は、機内で、私にいっぱいしゃべりかけていました。それなのに、そのときの私は、そっけなく「あっ」「あっ」と言うだけだったそうです。
私を、そこまでして、旅行に連れて行っていかなくてもよいです。何度もそう言いました。しかし、この願いも受入れらえず、「行っていただかなければ困ります」その繰り返しでした。もう、それもだいぶ前の話です。最近では、二泊三日の旅行が難しくなってきました。(つづく)