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支援者同士のあいさつと利用者へのあいさつが違うのはなぜ

支援者の日常を見ていて不思議に思うことがあります。

たとえば朝のあいさつです。

支援者同士では「おはようございます」とあいさつをします。しかし、利用者には「おはよう!」とあいさつをします。

支援者に理由を聞くと「考えたこともなかった」と言います。でもそれは怖いことです。知らず知らずの内に分けています。

また、ある支援者は、利用者からあいさつをしてくるのを待っています。その理由を支援者に聞くと、「あいさつは基本だから、まず来たら自分からあいさつをするように練習をさせている」と言います。

その支援者は、基本ができていないということになります。

私たちは以前、「指導員」と呼ばれていました。それ以前は「先生」でした。それが今は「支援者」です。この違いを意識しなければいけません。

あいさつを練習することは大切です。しかし、何から何まで練習になると生活が辛くなります。気持ちよく朝のあいさつができるという喜び、それをわかちあうことの方が大事です。

「指導」と「支援」の違いはわかちあう気持ちを持つかどうかかもしれません。


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