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「社会的距離」「予測」を支援する
グループホームの日勤
グループホームの日勤が増えました。日中活動への参加を自粛した人たちが増えたからです。
グループホームの日勤に入るときは、一応、パソコンを持って行きます。しかし、大半が入居者とのおしゃべりで時間が過ぎます。みなさん、相当ストレスがたまっています。その愚痴を聴きます。また、日に何度も同じ質問をしてきます。
自粛中の入居者の生活
グループホームで自粛生活をしている人たちは、一人で一般の交通機関を使って日中活動に行く人たちです。皆さん、日中活動に行くことと同様に、帰りに買物をすることを楽しみにしています。今は、その両方を自粛しています。
自粛中の今、買物は休みの日に、支援者と一緒に近所のコンビニに行くだけです。そこで一週間分の飲み物やお菓子などを買います。そのときも、順番に、一人づつ店内に入り、他の人たちは外で待ちます。密を避けます。
社会的な距離を支援する
障がいのある人たちの中には、適切な距離感をつかむことが苦手な人がいます。コンビニの中でくっついて歩いたり、レジ前でもひとかたまりになったりします。また、話をするときも人のすぐ目の前で話をします。
今日も、私のすぐそばに来て質問をしてきました。かなり切羽詰まった表情なので、「密です!」と一言ですませるわけにはいきません。その都度、今の状況を説明して、離れて座っていただきます。
彼らが、私に質問してくることは、
「髙橋さん、6日までだよね、7日になったら行っていいんだよね」
予測を支援する
まだまだ先の見えない状況です。緊急事態宣言も延長が検討されているという報道がされています。障がいがあるということは、社会的距離をつかむのと同様に、予測することが苦手です。今は、6日まで、という期限付きでがんばれているところがあります。また、状況が変わると、不安定になってしまうかもしれません。
これからも具体的な説明が必要です。私も、入居者の皆さんに状況を説明することで、自分にも言い聞かせているんだいうことに気がつきました。