ハイ、福祉の仕事をしています!
昨日のnoteに免許の更新のことを書きました。今日は免許証を取った頃のことを書きます。
30年以上前の話になります。私は、専門学校を卒業した後、当時住んでいた藤沢にある小さな福祉作業所の職員になりました。また、入職してすぐに教習所に通い始めました。
通い始めてすぐのころは、教習所が混んでいてなかなか車に乗れませんでした。私がやらかしてしまったのは、ひと月ほどして初めて車に乗った日のことです。
その頃の髙橋家には車はありませんでした。私は、教習所に通うまで車というものの構造をほとんど知りませんでした。だから、初めて車に乗る日はとても緊張していました。
当時の教習車はマニュアル車です。クラッチがありました。私はこのクラッチが上手にあつかえず、エンストばかりしていました。走って停止するたびエンストです。やっと慣れたころ、ちょっとスピードが出たのでしょうか、教官が横で「ブレーキ」と言ったような気がしました。そこで私はあわててブレーキを踏みました。もちろん車はエンストし急停車をしてしまいました。
その時、教官が言いました。「なにやってんだ」
私は素直に答えました。「ハイ、福祉の仕事をしています」
その日から、地獄の特訓が始まりました。教習所に通う日は憂鬱でした。
苦労して取得した免許です。大事にしなければいけません。
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