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ビデオカメラに向かってしゃべるときってどこを見ますか?
今日は、動画の撮影がありました。あいさつだけを別撮りすることになり、カメラに向かってあいさつをしてきました。考えてみると、カメラだけに向かってしゃべるのは初めてのことです。どこを見たらいいのかわからず、視線が泳いでいました。
シンポジウムの動画配信の準備
私は、障がいのある人が利用する事業所の経営をしています。また、地区の関係団体の集まりでは、会長を務めています。その集まりでは、毎年12月に啓発イベントとしてシンポジウムを開催します。しかし、今年は会場に集まることを中止して、動画配信とDVDの製作にしました。しかし、私を含めて事務局は、初めての試みです。Zoomとホームビデを使って撮影をしました。
まず、シンポジウムの開催予定日だった日に、予定していたホールで、時間を区切って登壇者の撮影をしました。300人規模のホールに、登壇者と事務局だけでした。そのため、今日は、始まりのあいさつと終わりのあいさつを会議室で撮影しました。私の担当は、終わりのあいさつでした。
Zoomにやっと慣れました
今年になってZoomによる会議が増えました。また、事業所の支援者向けの研修もZoomで行います。それにより、パソコンのカメラに向かってしゃべることが日常的になりました。自分がしゃべっている姿が撮影される機会もありました。
対面で研修や講演をするときは、参加者の顔を見ながらしゃべります。参加者がくすっと笑ったり、うなづいたりする反応を見て、話をふくらますことができます。しかし、Zoomでは、まだそこまでできません。どこを見てしゃべっていいのか悩みます。一点を見てしゃべっていると目つきが怖くなります。
最近は、画面共有をスムーズに使えるようになりました。スライドを写したり、マインドマップの下地を作っておき、そこに書き込みをしながら話をします。しかし、今日の正面は、ホームビデオのカメラでした。
ステージでしゃべるときとの違い
ステージの上からあいさつをするときは、なんとなく、客席が見えます。ホールのはじから、順番にお客さんの顔を見ながら話しかけるように話をします。しかし、今日は、固定されたホームビデオの丸いレンズだけでした。
また、ステージの上からのあいさつは、一発勝負です。つっかえても押し通すしかありません。それが、撮影だと撮り直しができます。すぐに「あっ、ゴメンナサイ」と言って撮り直しをしてしまいます。その分、話し方に勢いがなくなります。次は、編集作業です。自分の動画を見るのは憂鬱です。
これから、動画で配信することが増えていきます。固定されたカメラに向かってしゃべるときのコツってあるのでしょうか。