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演出することが仕事かもしれない
私が、Topに使っている画像について、「面白い!」という声をいただきました。ありがとうございます。私がTopに使っている画像は、私が経営する社会福祉法人クローバーの利用者が描いてくれた絵を、アプリを使ってTop画用に加工したものです。今日は利用者が描いてくれた絵をたっぷりお届けします。
使用している絵は描き方が2種類に分かれます。
一つは、作品展用に描いた絵です。これは比較的最近の作品で、画材等もそれなりの物を使っています。下の作品がそれにあたります。
もう一つは、いわゆる落書きです。紙も裏紙がほとんどです。利用者の中には、ちょっとした合間に突然、絵を描きだす人がいます。だまって見ていると果てしなく描き続けるので、ほどよいところで、「これいいなぁ、欲しいなぁ」とおねだりして、途中でもらうのがコツです。そうしないと、真っ黒になってしまいます。もしくはおしゃべりをしながら描いた絵です。下の数々がそれにあたります。
私がまだ現場にいた頃、普段着の作品を集めて展覧会を開きました。自由気ままに描いた絵も額に入れると見違えた絵画に変わります。その時、私たちの仕事はいろいろなことを演出していくことではないかと思いました。
利用者の生き方そのものを演出することもあります。また、利用者とその周囲の人との関係を演出することもあります。
以前は、町の商店街の店舗や駅に隣接する書店に絵を飾らせていただきました。今でも町になじむような演出をして、利用者が住む町も演出していたい、そんなふうに思っています。
最後は超個性的な絵を選んでみました。