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ストレングスと正の注目

2日間の研修終え、ひさしぶりに職場に顔を出すと、たくさんの利用者が私のことを待っていてくれました。前日に、明日は研修でいないということは伝えてありました。しかし、当日になると、髙橋はどうしていないんだと、という話になったとのことです。

また、ある利用者からは、研修中にもメールをもらいました。
 利用者「髙橋、なんじに来る?」
 私「ごめんなさい、今日研修だから、行かない」
 利用者「どうして、明日、来る?」
 私「ごめんなさい、明日も研修、行かない」
 利用者「もういい」

昨日は休み時間になると利用者がいっぱい話しかけてくれました。

 利用者A「髙橋く~ん、お土産は?」
 利用者B「どうしたの風邪?」
 利用者C「夏バテかと思ったわよ」
 利用者D「どうしたの、来ないから心配しちゃったじゃん」

研修では、利用者のストレングスに注目しましょうという話がありました。ストレングスはその人の強みです。できないことばかりに注目せず、その利用者のできること得意なことに注目しましょうということです。アドラー心理学を基本とする育児における親の育成プログラムパセージではそれを「正の注目」と言います。

他者を思いやる気持ち、これは利用者の強みの一つです。今回は、いっぱい心配をかけてしまいました。

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