どれが自分の娘かわからない…
年末に2人の娘が友達と一緒にアイドルグループのライブに行ってきました。その際、応援グッズを身につけてプリント倶楽部(以下、プリクラ)で写真を撮っています。その写真を見せてもらったところ、衝撃的な事がありました。どれが自分の娘だかわかりません。
次女は自慢げに、お父さん、かわいい?と、聞いてきます。つい、口にしてしまいました。いつ、整形したの?すると次女は笑いながらいいました。ちょっと盛りすぎちゃった。
写真の娘たちは、必要以上に目がパッチリして、顔の輪郭は細く、肌の色は全体的に漂白されています。その日はライブということで髪にも飾りが盛られています。おかげで現物がまったく想像できませんでした。
以前、樹木希林さんが出演していたフイルムのコマーシャルの名言を思い出しました。
“美しい人は美しく、そうでない人はそれなりに”
この名言もフイルム文化の衰退とともに変わってしまったようです。
私の手帳の片隅には、私が初めて撮ったプリクラの写真が今でも貼られています。プリクラの誕生が1995年ということなので、その少しあとぐらいのことだと思います。友達仲間と飲んだ帰り道、まだ結婚する前の妻と二人、酔った勢いで撮ったプリクラです。
それなりに写ってしまうのでセピア色に加工したような気がします。