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学校でお昼ご飯食べる時間がない(中学生のお昼ご飯事情について )

部活に行った中学生の娘が15:00近くにヘロヘロになって帰って来ました。帰って来るなり冷めたパスタを無言で食べ始めました。

お腹にパスタを詰め込み終わると、いっきにしゃべり始めました。部活の途中で離任した元顧問が荷物を取りに来て、その片づけと運搬を手伝うことになったとのこと。さらにその分、部活が延長されたというのです。

本当は13:30に帰ってくるはずでした。部活は13:00まで、弁当なしという連絡でした。その時間だって食べ盛りの中学生からしたらきついです。でもこれは日常です。

以前から、中学校の「食育」に関する意識の低さが気になっています。部活は大会前になると朝練があります。そのまま13:00まで食事なしの練習です。途中に食事を入れてあと1時間遅くすればいいのにね、と話をすると、子どもは、先生がそのあと予定があるからと言います。先生が忙しいのは大変だと思います。しかし、考え方の視点が違います。

中学校の食事に対する意識の低さは他にもあります。中学校に給食を、という運動があります。それに対して横浜市は「ハマ弁」という仕組みを作りました。学校まで業者がお弁当を配達してくれるシステムです。しかし普及率は一桁代です。普及率の低さの理由としてお弁当の質、注文方法等の指摘があがっています。しかし、他にも理由があります。それが食事に対する意識です。

中学校のお昼休みは45分程度です。しかし、今の子どもたちは忙しく、昼休みに委員会や部活の連絡等があるといいます。すると食事にあてられる時間は15分だというのです。その15分ではハマ弁の受け取り手続きをしてハマ弁を取りに行くのは不可能だといいます。これではせっかくの仕組みも生かされません。

そもそも食事時間が15分です。この状況では必然的に早食いにもなってしまいます。

私が中学生だったころは、昼ご飯も食べられないほど忙しかったのかという記憶はありません。いつから子どもたちはこんなに忙しくなり、学校もせわしなくなってしまったのでしょうか。

せめてお昼ご飯くらいゆっくり食べられる学校にしていただきたいと思います。


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