仕事のこと3

事故はいつどこで起きるかわからない

支援者が感じる危険な個所と利用者さんにとっての危険な個所はちがいます。

たとえば、合板でできたテーブルがあります。そのふちが剥がれてきます。その程度だと買い替えることなくテープで補強したり、そのままだったりしてしまいます。支援者はテーブルのふちに手を置いて立ち上がることはないので気になりません。

しかし障がいがある利用者さんの中にはそのテーブルにつかまって立ち上がったり、つたって歩く人がいます。その人たちにとっては大事な場所です。テープがべったりだと手のひらがべとべとになります。補強しないと手のひらに棘が刺さります。

玄関の足ふきマットが劣化してめくれていると足をひっかけることがあります。イスがほんの少し破れていると穴をひろげて、中のウレタンを出して口にしてしまう事故もあります。壁に張った電気コードがはずれかかっていると引っ張てしまいおおごとになったこともあります。

いつもとちょっと違うことが、障がいや、年齢、身長、性格、人それぞれで危険だったり気になってしまい事故につながります。十分に気をつけなければいけません。

トイレのマットが剥がれていました。その上に置いてあるスリッパを履こうとしてつまずき、トイレの棚に額をぶつけてしまう事故が起きました。傷は真一文字で出血もかなりありました。

今、私の額には絆創膏が貼られています。(痛い…)

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