夏祭りと社会情勢
昨日は町内会の盆踊りでした。私は、どうしてもあの一曲が聞きたくて、仕事帰りに会場に行きました。
私の町内の盆踊りでは、炭坑節、アラレちゃん音頭に交じって「演歌・血液ガッタガタ」という不思議な曲が流れます。これは1985年に発売された、バラクーダというバンドが歌った一曲です。
♬ けつえき、ガッタガタ、けつえき、ガッタガタ、
チーチチッチ チッチッチ 血がさわぐ~
この曲には思い出があります。34年前、私の成人式のことです。式典が終わり市民会館を出ると、ホールの前の広場に、献血車が止まり、その車から、血液ガッタガタが流れていました。私の二十歳の記念とこの曲がかぶります。
盆踊りでは、この曲に合わせて、浴衣姿の有志が涼しい顔で踊っていました。しかし、年々、踊ってくれる人が減っているとのこと。有志は高齢化が進み踊れなくなり、子ども達は少子化が進み集まらなくなったと町内会の役員は頭を抱えています。ここにも社会情勢が影響しています。
盆踊りや夏祭りは、社会情勢の影響を受けていろいろな危機にぶつかっています。20年ぐらい前はカレー事件があり、仕事関係の夏祭りイベントが縮小されたことがありました。最近は盆踊りの音楽がうるさいとクレームがあがるというニュースを見ました。また、セキュリティが心配と言われ警備会社に警備員をお願いする地域もあると聞きました。そのため経費もふくれあがるという課題もあがっているとのことです。
私も微力ではありますが、地域のお手伝いをしなければいけないと思っています。
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