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賞味期限と〆切の重要性
事故報告になります。その事故についての反省会を実施しました。
日中活動の給食において賞味期限切れの食材を使って、食事を提供してしまいました。気がついたのは、食後に調理室のゴミを片付けているときでした。
私の事業所では配食業者に献立の作成と材料の配達をお願いしています。使う食材は前日の午後に届きます。すでに配達されたときに賞味期限がきれていたことになります。担当職員は食材を確認してから使わなければいけません。それを怠ってしまいました。これが一つ目のミスです。
さらに、理事長である私への報告が遅れました。よって利用者様、所轄庁への報告も遅れてしまいました。賞味期限切れの食材を使ってしまったということに対する危機感が欠如していたことが二つ目のミスです。
家庭では、一日二日、人によっては一週間すぎていても平気で食べます。実際にそれで健康を害するようなことはありません。大丈夫だよ、賞味期限だって短めに設定されているし、という理論も成り立ちます。しかし、私たちは社会福祉法人です。家庭ではありません。社会福祉法人としての危機管理意識を持たなければいけません。
賞味期限切れのことについて話合いをしている内に思い出したことがあります。〆切についてです。ちはる塾おとな学部おとなの研究コースにおいて〆切の大切さについて教えていただきました。
私は今まで〆切を守ることができませんでした。そのとき、自分がいかに忙しいか自己欺瞞をして勝手に〆切に幅を持たせていました。しかし〆切は相手が定めたものです。私が勝手に幅を持たせて良いことではありません。さらに〆切を守ることは相手と私との信頼関係にも影響を与えます。
賞味期限も〆切も、一日ぐらい大丈夫、という意識を捨ててなければいけません。
関係者の皆さまに謝罪し、正しい危機管理意識を持つことに務めます。