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メル友ができました

最近、メル友ができました。

先日、私に「グトリニモンク」と朝のあいさつをメールしてくれた男性利用者さんです。

あれ以来、頻繁にメールをくれるようになりました。

特に週末は、一人でゲームをしていたようで、合間合間にたくさんメールをくれました。

「ドラゴーボル ゲームソフト」
「高橋くん、なにたべた」
「おれ サラダ みそしる ハンバーグ」
「はやく しこと 行きたい」
「元気 しこと 行ける」
「はやこい 明日」
「高橋りょうじゅ 月曜日 あえる」

彼の思いが伝わってきます。「高橋りょうじゅ 月曜日 あえる」を読んだときは涙が出てきました。自分のことを楽しみにしてくれる人がいるって幸せです。

アドラー心理学では人間関係を3つの段階に分けました。契約による「仕事のタスク」、友人との「交友のタスク」、パートナーとの「愛のタスク」です。

私と利用者さんとの関係は基本的には契約なので「仕事のタスク」です。福祉サービスを利用している障がいのある方の周囲はほとんどが「仕事のタスク」です。学校卒業後に行く事業所、外出のヘルパー、グループホームも契約です。就労をすると友達ができ、「交友のタスク」が生まれます。しかし、福祉活動の事業所で利用者さん同士が友達になり、プライベートのおつきあいというのはあまりありません。家族と離れるとすべて契約関係になってしまいます。

でも利用者さんたちが求めているのは、支援される関係ではないのです。

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