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ちはる塾おとな学部おとなの研究コースをふりかえる①

明日は、第5回おとなの研究会が開催されます。でも残念ながら今回は欠席をさせていただきます。06月24日のnoteでは、今回も発表をさせていただくと書きました。しかし、その後、はずせない予定が入ってしまい欠席せざる得なくなってしまいました。

今年の01月にちはる塾おとな学部おとなの研究コースが終了しました。その後は自分で研究を進める、「ちはる塾研究部」に所属しました。目標は学会発表や論文投稿です。そのためにはたくさん経験を積むことが必要です。その経験の一つとして今回の発表を予定していました。残念です。しかし、研究は進めています。今回も研究部の課題として経過をまとめて提出をしました。ここでは、今までの流れと、今回の研究内容を書かせていただきます。

第1回 おとなの研究会(2017年12月03日)
障害者支援の現場では、障害者の権利を守る法律が整備されたにもかかわらず、人権侵害にあたる事例が頻繁に報告をされている。実際に現場を見ると支援者が過度に利用者(障害者)を注意して支配している場面を見かける。この問題を、解決するにはアドラー心理学を基本とする子育てにおける親の育成プログラム「パセージ」が有効ではないかと考え提案をした。
第2回 おとなの研究会(2018年04月08日)
支援が利用者の人権侵害や虐待につながってしまうことがある。また支援者は、利用者のためと思っているのにクレームになることがある。支援者は、利用者が喜ぶ支援とはどのような支援だと考えているのか支援者にインタビューを行った。結果、不適切な支援は、支援者本位の支援であること、利用者が自分の能力が活かせていること、喜びを共有できることであることがわかり、これはパセージの心理面の目標と酷似していた。ただし、インタビュー協力者が管理者ばかりであり、偏りがあるのではないかという反省もあった。
第3回 おとなの研究会(2018年08月25日)
利用者の意思を尊重した支援、支援者の「こうあるべきである」という意識、支援者の教育状況、支援者の多忙具合を調べるため、支援業務に従事している人にアンケート調査を行い97名の回答を得た。結果、支援者の「こうあるべき」という意識が強いと利用者の意思が尊重されずらいということがわかった。
Adler Festo(2018年10月27日)
今までの研究の結果と日ごろの実践から、アドラー心理学が、障害者支援の現場がかかえる課題解決に役立つのではないかとかいう仮説を立てた。

このあと、ちはる塾おとな学部おとなの研究コース第4シーズンの発表になります。ここで今までの研究をふりかえり、また研究発表でいただいたコメントを読み返しました。するとひとつの反省点が浮かび上がってきました

(つづく)

 

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