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PCR検査を受ける

今日、3回目のPCR検査の検体を提出いたしました。神奈川県からの通達で、入所支援をしている事業所の従事者には無料で3回までPCR検査ができるというものです。結果がでるまでの2日間は、ドキドキです。

グループホームの不安

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。その事業所の中にグループホームといい、障がいのある人と支援者が一緒に共同生活をする場所があります。そこが入所支援にあたります。

グループホームは、従来の入所施設と呼ばれる事業所と比べて小さい事業所です。人数が少ない分、余裕がありません。共有リビングと一人ひとりの居室があるのみです。万が一、誰かひとりがコロナウイルに感染すると分離することができません。すぐにクラスターです。

また、グループホームは提供した支援にもとづく報酬で運営されています。支援者はギリギリの人数しか雇用できず、感染者が出ると交代する支援者がいません

グループホームでは、通常の感染対策はもちろんのこと、一般の交通機関を使っている人には、帰着したらすぐに入浴やシャワーをお願いしています。また、休日の外出も行き先を限定させていただいています。同様のことを支援者にもお願いをしています。それでもいつどこで誰が感染してもおかしくない状況です。

PCR検査を実施して

無料のPCR検査はありがたいことです。利用している人たちやそのご家族にも安心していただける一つの要因になります。また、早期発見につながります。しかし、結果が出るまでの数日間は、それこそ針の筵(むしろ)に座らせられている気分です。安心して眠れません。

またPCR検査は、唾液の採取です。唾液を採取するのが大変です。説明書には、1~2mlの唾液を採取するように書かれています。1~2mlの唾液を採取するというのは、言葉からイメージするより難儀なことでした。

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万が一に備えて

万が一に備えてプランは立ててあります。しかし、それが実際に機能するかどうかは不安です。とりあえずは私がそこに泊ります。複数の支援者が出入りすることはできません。また、そこに入居している人も日中活動先に行くことができず、グループホームに待機です。一週間以上は、そこで一緒に生活をすることになります。

そんな不安をいだきながら一年が過ぎました。私は、支援者や利用者に不要不急の外出を避けるようにお願いをしていることや、万が一の交代要員のために、ほとんど人ごみに出ることなく過ごしています。

先日、市の説明会でワクチンの接種時期についての説明がありました。市の予定で行くと夏に接種できれば良い感じです。まだまだ先は、厳しいですね。

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