song #03
思い切ってあなたに言った
一緒に死んでくれませんか
あれ ちょっとちがうのかな 言い直します
一緒に住んでくれませんか
あなたさえ、よければ。
もちろん死ぬまでの間だけでいいです。
そんなに長いとは思われない。
毎日おれが鍋いっぱいにスープ作って
びゅうんって仕事に出かけます
犬があなたを見張ります
同じ屋根の下にあなたがいて
同じ釜のメシをあなたと食って
いつ寝てるやら いつ起きるやらと気をもんで
あれ それで一生終わっちゃったって 言いたい
仕事なんて上の空
働く暇があったらあなたの夕食を考える
電車まだかよ バスまだかよ
あなたにご飯を作りたいのに
おれ 湯舟で歌うから
そのときだけはそばにいてほしいけどな