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どんなラララ(週記:2025/02/08)
今日は9日ね。明日は全国的に10日。もう10日です。そんなラララ。
マガジンに追加していただきました、そのいち
青山 風游 さんが運営されるマガジン「とって おき させて下さいませ」に、詩の習作「song #06」を追加していただきました。感謝しております。
詩(の習作)はタイトルなしのナンバリングにしてまして、それはもう恥じらいで。あと面倒で。それから Stone Sour が好きで。「Song #3」ってタイトルが頭に残ってただけって気づきまして、今さら赤面もので……
「Poem」と書きたくないから「Song」だったと、記憶を改ざんしてた。「#」まで同じじゃねえか。はい、真似っこです。だから何なんすか。お?
マガジン「とって おき させて下さいませ」には、今週は他の記事も追加していただいていたのでした。看護学生とのセッション「ご感想への返信」から「No.24」および「No.26」を、番外編的な「MOSAIC STREET マイノリティたち」も。大放出していただいてまことにありがとうございます。こういうことがあると自分でも読み返すんですが、……「モザイク・ストリート」についてはこの度(ヒドかった部分を)こっそり修正しました。多分、とっても良くなっていると思います。他のも何とかしろよ、おれちゃん。
表象問題の裏で、主題から外れるけど、思ってたこと。
「モザスト」で改めて思ったのは、カミングアウト済みのゲイ俳優なら映画「フィラデルフィア」のトム・ハンクスとデンゼル・ワシントン、どちらの役をやりたいだろう、ということだった。もちろんトム・ハンクス演じたゲイの役はやりがいがあるだろう――ゲイとしては。しかし役者として心躍るのは「自らが黒人でありながらゲイ嫌いな弁護士」役ではないか。抑圧を知りながら自らに他者への偏見を許している、複雑な人物設定なのだ。
そもそもが、ホモフォビアなヘテロ役なんて演技上魅力的なものだ。「二人きりになったら襲われるのでは」という恐れを捨てきれないヘテロがどんな風にその状況を回避しようとするか。その当惑、予防線の張り方、口調、表情。そして、それに気づきながら失望を隠すゲイの演技も捨てがたい――ゲイというバックボーンをもつ役者だって、その経験その瞬間で自分がどんな表情を浮かべていたか見たことがないはずなのだ――役者に限らず、表現者であれば誰でも(ここの人たちも)興味をもたずにいられないだろう。
ひとつの表現方法としてはこうだ――おれなら自分が不当に性的プレデターと見なされたことについての怒りと、それまで一定の信頼をおいていた人物が自分に対してそれほど稚拙なごまかしで切り抜けられると考えたことへの失望、その多重な非礼に対して愕然とし、それら全ての感情とショックを一瞬で隠す。そして何事もなかったように振舞う。早く帰りたい、それだけだ。そこらで適当な相手を見つけて雑な行為の相手をさせたくなるくらいには荒れて、その後は状況が許す限りその「シス‐ヘテロ」と二度と一対一で会わない。カミングアウトするゲイなんて、この上なく単純な生き物だと人々はどこかで思っている。でもカミングアウトした「後」に、ゲイが身に着ける処世術はそんなものなんだよね。ま「ゲイ」と言わずとも「おれは」ね。
――どうだろう、世の中には単純な表現が溢れすぎていたと思わないだろうか。「ゲイがにぎやかしで出て来て主人公への恋情を隠して健気にピエロに徹する(オネエ言葉で名言&クライマックス手前で犠牲的な死)」とかさ、そんな映画、本気で観たい? おれにそんな役、やらせたい?
――まあマイノリティがこういうこと言えば、「腫物に触るように扱わなきゃならないんだろう」と思う「てめえが腫物に触るように扱われてきたことに思い至ることなく死んで行く人々」がわんさと出て来るんで。だからこれは「映画の話」ね。人生よりずっと単純な、BGMもある映画の話ね。そんで、全ては今「ゲイ役」を演じたおれのセリフね。脚本にそう書いてあったからさあ。あ、「おれ寝る相手に困ったことねえからな」って捨て台詞もあったな。それはイメージ商売的にあんまし言いたくないなあ。
「ピュアホワイトRYOJI」の役では「シス‐ヘテロ男性は最大の性的プレデターとして扱われる経験を重ねているにも関わらず、それを社会状況的に妥当(やむなし)とする理解と、それとは別に個人として不当に対する悲しみを表現できることの『両面に習熟する』困難におかれてきた。被害者としての対処法もなく、ゲイに対しても接し方が分からず過剰になる傾向がある。バランスが心配だな」というセリフが書いてあった。もうちょっとセリフを練って欲しいよねえスッキリとさあ。……あ、全部おれのサジ加減なのか。なら、ダーク RYOJI ナシで。
BGMなんかないけど。生まれてから死ぬまで、カットのかからないシーンを誰しも重ねてる。どんな役でいたい? どんなセリフを言いつつ生きて、死んで行く? どうせなら輝かしい役を生きろよって思う。ここが舞台なんだ。耳を澄ませば、きっとBGMもかかってんだと思うよ。……あれ? これむしろダークなときにおれが言うことじゃね? 分かんなくなった。気持ちっていつもモザイクなんだよね。
マガジンに追加していただきました、そのに
K P 6 1 (◀非クリエイター)様 が運営されておられるマガジン「BASAHIN MULI」に、記事「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ」を追加していただきました。
三好達治の「雪」という詩は凄いなあと、雪景色を撮影しつつ考えたことを書いた記事でした。読み直して、昨年のちょうど今頃、東京でも雪が降っていたんだなあと、思い出せました。今年の東京はこのまま雪を見ることもなく短い春を迎えてしまうのかもしれません。そんなことをガーリックライスを食べながら考えていました。KP61さんがガーリックライスの記事を書いておられたので、食いたくなっちゃったんすよね。
無人レジこわい
おれ万が一レジの通し忘れとかあったら困るので、有人レジに並ぶんすよね。でも近所のローソンが無人レジ100%になってたみたいで。いや、おれ単なる客で「ピッ」ってやるプロじゃねえからさ、失敗したらどうすんのよと思って。万引き疑惑レジ、本気で嫌なんだよな。ガーリックライスにナポリタン添えてハンバーグ乗っけたローソンの弁当、あとエビフライ乗せてくれたらトルコライスそのものな弁当にウキウキしながらレジ行ったのに、ビクビクしつつお会計。なんと人生初っすよ、セルフレジ。
でもお弁当そのものは最高に旨かったです。ハンバーグとかしっかり旨い。画像? ないっす。食っちゃったんで。
腐った鯛を召し上がりますか?
おれって「おれちゃん座右の銘」264条が「腐ったら生ゴミ」なんすけどね、「落ちぶれても本質は変わらない」みたいな意味の「腐っても鯛」って慣用句がマジ本気で大嫌いなんですよ。本気で鯛だと思うならずっと冷蔵庫に入れとけよ。10年でも拝んどけよ。でも無理だろ? 一日だって嫌だろ?
何でも腐ったらそういうものなんよ、ヒトだって同じ。……なんで唐突にその話になったのかって君は首を傾げてるけどさ、いつだってそうじゃん。
まあ「唐突に」でもないんだよな。マイノリティ発信について考えてて。何かあったわけじゃない、そういう意味では唐突でもない、いつも思っていることとして、何でもいつかは腐る。そのときどうするかって考えておかなきゃなと。そう考えているのはいつものことなんです。
特に「ゲイタグ」の記事でとっちらかったの読んだ後とかな。あといいオトナが「白パンツ」嘲笑する系の記事とか……あ、あれは元からゴミか。いいかこっちはまだ尿漏れとかねーんだよ。ギリな。
ザッハトルテは「ケーキ」ですよね……?
メタル好きKOHSUKE さんが「トリュッフルトルテを買いに池袋東武に行ったけどバレンタインシーズンはトリュッフルトルテの販売がなかった」とご報告くださったので、ケツも軽く売場を偵察に。DEMEL の闇を暴くぜ。
(DEMELトリュッフルトルテについての過去記事はこちら)
![](https://assets.st-note.com/img/1739079335-2LkwecsBvUGZ3IrM0ATNy95x.jpg?width=1200)
店員さんに「あのう。トリュッフルトルテはないんですか?」と訊いてみる。「バレンタインにケーキは置かないんです」と店員さん。
「申し訳ありません。2月15日から販売を再開させていただきます」
「そうなんですね、今『ケーキは置かない』とおっしゃった……?」
「左様でございます」
「しかしザッハトルテはある。ザッハトルテはケーキだケーキだよ!」
「ザッハトルテは当方の看板商品でございますので」
「じゃ、ハナシちがっちゃうじゃん。話がちがってくるじゃん!」
「……お客様? 私どもと致しましては、」
「トリュッフルトルテは看板商品になれないから外されたんじゃん!」
「お客様、ミュート設定を ON にしていただけないでしょうか」
「嘘つき! 音量を OFF にって言え! トリュッフルトルテを返せえ!」
「お客様、お決まりでしたらお伺いします」
「あっショコラーデントルテください! うまそお」
「きっと、お気に召していただけると存じます」
「やったあ」
(これは note 上の演出であり実際の会話とは異なりますとか書くべき?)
![](https://assets.st-note.com/img/1739081050-9CVQOWzibuat65GHZveygoRA.jpg?width=1200)
DEMEL に闇はありませんでした。闇は私の心にあったのです。皆様、トリュッフルトルテが看板商品になれるようご協力ください。そうです私は手先です……ごめんねこーちゃん。もう抜け出せないんだ……
やべえ9日すら終わろうとしている。アップしなきゃ……
TOP画像用意してなかったピンチ。
……間に合いませんでした。謝ったほうがよければ謝りますけどお。