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390km離れた地より、2020年の創作活動の記録をギュッと詰め合わせてお届けいたします。
【この記事は、長野県佐久市を拠点に無店舗展開中のコワーキングiitoco!!主催、iitoco!!アドベントカレンダー2020に参加しています。】
旧知の方も、初めましての方も、こんにちは。
石田諒(いしだりょう)です。
東京都世田谷区出身、長野県佐久市在住。
1986年9月生まれの34歳。
信州のクソ寒!な冬も5回目となりました。
今年もクソ寒!なんですよね、、、?
いま僕は、三重県の伊勢市に滞在中です。
映像・写真作家/文筆家として伊勢市クリエイターズ・ワーケーションというステキな事業の採択を受け12/9から12/23まで2週間、伊勢でゆったり、ときに生き急いで過ごしています。
いま書いている、iitoco!!アドベントカレンダー2020のこの記事。
正式な公開は伊勢滞在の最終夜の12/22日没後、となる予定です。
せっかくなら、と。
伊勢滞在期間中のアレコレは毎日noteで発信してきました。
ご興味ありましたら以下よりたどってみてください。
長野県佐久市から、三重県伊勢市までの距離、約390km。
「佐久(サク)」といえば「39」なので、ネタとして使える距離情報です。
さてさて今年のアドベントカレンダー。
書こうとしていたことがあったのですが、、、。
未知の町々をやたらにうろついたり、二見浦や神前海岸でただ遊んだり、伊勢神宮の外宮・内宮をはじめ関連の125社めぐりをしてみたりしたら気分が晴れやかになりまして。
いい意味でけっこう、どうでもよくなりました。
正直、息が詰まっていたもので、新鮮な気持ちで伊勢に滞在することができて本当によかったです。
なので、この記事には別の話を書きますね。
2020年は映像・写真作家/文筆家として、創作活動の方向にアクセルを踏み込みました。
順番は多少前後しますが主要なものをご紹介します。
▶︎個人ウェブサイトをリニューアル
散らばっていた写真・映像・詩などの過去作品群、発表時期、上映歴、受賞歴などをアーカイブしたHPを刷新。
利用中の各種SNSの情報や使用目的も整理整頓し、自分の氏名でweb検索すればきちんと情報がヒットするようSEO対策も行いました。
▶︎ビデオアート連作品『定点記録紀行:佐久39景』開始
2020年5月より、ビデオアート連作品の創作をスタートさせました。
これは長野県佐久市内の風景を39分間定点録画観測し、39ヶ月連続でYouTubeにアップロードするプロジェクトです。
一連のプロジェクトについては信濃毎日新聞さんの取材も受けました。
信毎10月15日東信面。佐久市内39箇所を定点撮影。石田諒https://t.co/zF3Cd5zucd pic.twitter.com/maqfezP1mH
— 上田の地理 (@okuboyama) October 14, 2020
▶︎長野県 頑張るアーティスト応援事業 採択
長野県主催の「頑張るアーティスト応援事業」に採択され、自作の撮影装置をつかったビデオアート作品『circle』を制作・発表しました。
外出が制限される状況下でどうやって創作を続けていくか。
自宅でできるアーティスト活動とは?
ひとつのアンサーとしての作品です。
▶︎写真行動表現『平常真』より 賛助出品
2020年8月8日〜9月13日に長野県北佐久郡御代田町・浅間縄文ミュージアム企画展示室で開催された、中井伶美 作品展『うづうず』内のインスタレーション『記憶の堆積』の構成要素として、写真行動表現『平常真』より『平常真からの発掘』を賛助出品しました。
写真行動表現『平常真』は、2016年11月から現在まで継続している、27枚撮りのレンズ付きフィルムカメラを使用したアートプロジェクトです。
一部の作品はInstagramでご覧になれます。
▶︎第60回 上田市短詩型文学祭 市長賞(大賞)受賞
【上田市長賞を受賞しました!】 このたび、第60回...
Posted by 石田 諒 on Tuesday, November 24, 2020
第60回 上田市短詩型文学祭・詩(ポエム)の部にて、応募作品『虫捕る子』が市長賞(大賞)を受賞いたしました。
作品は近日中に石田諒webサイトで公開予定です。
また、受賞にあたり年明け2021年1月に、FMさくだいらさんの番組に出演させていただくこととなりました。
詳細もこれまた近日中に告知いたします。
▶︎不定期連載『実家の話』
自伝的web掌編として2020年10月より不定期執筆を開始しました。
2008 年〜2009年に制作した古民家ドキュメンタリー作品『2008』をセルフメディアミックスする試みでもあります。
▶︎アカザのステッキ制作
【続々・アカザのステッキづくり】 進捗!進捗ゥ! 前回までのあらすじ ↓ ↓ ↓ ↓...
Posted by 石田 諒 on Saturday, November 28, 2020
長野県佐久市のうちやまコミュニティ農園で入手した植物・アカザをつかってステッキの制作をはじめました。
完成したらオリジナルファッションアイテムとして活用します。
滞在中の伊佐では二見にある老舗刃物店・菊一文字則宗さんに立ち寄り、木工に使える道具を購入しました。
マイステッキ1本といわず、ライフワークとしてつくっていきたいです。
▶︎クリエイティブユニット・換気扇とクローゼット として
パートナーである中井伶美とのクリエイティブユニット・換気扇とクローゼットとしても、バラエティ動画やラジオなど、さまざまな創作と発信を続けました。
アーティスト夫婦として、いち市民として。
時にはマジメな意見も発します。
▶︎伊勢市クリエイターズ・ワーケーション 採択
【伊勢市クリエイターズ・ワーケーション促進事業への参加が決定しました⛩】 三重県伊勢市主催、文化・芸術分野のプロのクリエイターが伊勢市内に宿泊滞在して創作活動に取り組むプロジェクト「伊勢市...
Posted by 換気扇とクローゼット on Tuesday, October 20, 2020
記事冒頭の通り、クリエイティブユニット・換気扇とクローゼットのパートナー、中井伶美とともに三重県伊勢市に滞在中です。
Twitterに投稿した写真がちょっと話題となりました。
強い寒風のなかでの神事、ものすごく貴重な光景を目の当たりに。#二見興玉神社 #大注連縄張神事 #伊勢市クリエイターズワーケーション #伊勢市 #夫婦岩 pic.twitter.com/zrzz5HIEjt
— 石田諒/Ryo Ishida (@RyoIshida4) December 13, 2020
他の参加クリエイター/アーティストのみなさんとの交流も楽しいです。
自分はドコのダレでナニなのか、あらためて考える機会にもなりました。
▶︎来年以降はどうするの?
いま、自分が研究している『ここち良い生き方』について、とてもとても実践できている「いい時間」だと感じています。
先々、特に「これやりたい!」というものはないのです。
いまのところは。
しいていうなら。
過去6回、長野で上映会を開いた古民家ドキュメンタリー作品『2008』の上映をまたどこかで継続させたいな、と思っています。
逆に、なんというか。
限られた要素をわざわざ奪い合い、いらぬ「あつれき」を生んで泥沼化するような環境からは、とにかく離れて生きていたいですね。
環境や文脈にそぐわない行動をとるような物体が突如出現しないところで暮らしたい、とも思います。
そうそう、ジム・ジャームッシュ監督の映画に『パターソン』ってのがあるんですが。
この作品で描かれている日常生活のペースが、自分のなかで理想のひとつに近いのですよ。
予告だけでも見てってください。
それでは、また。
石田諒でした。
(バナー写真/文末写真:中井伶美)