朝日良一

Photographer

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写真展「光景」サムライ編

写真展「光景」 2024年10月23日~10月28日 東京都新宿区 JazzBarサムライ 電子書籍 「カメラと写真」 「カメラと写真」012は紙の本で販売中 Instagram   @ryoichi_asahi02 @ryoichi_asahi 旧アカウント (現在、私がログイン制限中のためコメントにお返事が出来ません)

    • 写真展「光景」

      写真展「光景」 2024年10月9日~10月14日 東京都杉並区 永福和泉地域区民センター 右から左へ反時計回りの順路 電子書籍 「カメラと写真」

      • 写真展「永福町」

        写真展「永福町」 2024年10月3日~10月7日 東京都杉並区 永福和泉地域区民センター 右から左へ反時計回りの順路

        • 写真展のチラシ完成

          写真展のチラシが完成した。下記のアドレス(30days Album)で合い言葉を入力すると、3種類の表と裏、計6つの画像がダウンロードできる。けっこう高精細なので印刷にも耐えると思う。 ・・・・・・・・・・・・ アルバムのタイトル:朝日良一写真展 アルバムのURL:http://30d.jp/r-asahi0502/10 合い言葉:ありがとう アルバムの公開終了日:--- ・・・・・・・・・・・・ 不明な点などあれば、コメントでお問い合わせください。 ・・・・・・・・・・・・

          写真展開催のお知らせ

          「永福町」 朝日良一写真展 2024年10月3日(木)~10月7日(月) 12:00~20:00 永福和泉地域区民センター 東京都杉並区和泉3丁目8番18号 10月7日(月)15:00よりギャラリートーク 10/3(木)・10/6(日)・10/7(月) 終日在廊 ギャラリートークは人数制限あり 希望者多数の場合は抽選 「光景」朝日良一写真展 2024年10月9日(水)~10月14日(月) 12:00~20:00 永福和泉地域区民センター 東京都杉並区和泉3丁目8番18号

          写真展開催のお知らせ

          Nikon Z6Ⅲファーストインプレッション

          ミラーレスのカメラについて ずっと懐疑的だった。そのファインダーがどうしても気に入らなかったのだ。ファインダーはあくまでも「像」であるべきで、「映像」であってはならない。それが持論だった。 背面液晶を見ながら撮るのはまだ我慢できる。しかし作られた「映像」を覗いての撮影はどうしても許せなかった。だからデジタルは一眼レフ。フィルムは一眼レフとレンジファインダー。それでずっとやってきたのだ。 しかし年齢による衰えがじわじわと効いてくる。一眼レフはボディもレンズも大きくて重い。

          Nikon Z6Ⅲファーストインプレッション

          ROBOTという名のカメラ

          「ROBOTが欲しいなどと言い出すと、その人のカメラ趣味は終着駅に近い」と書いたのは田中長徳さんだったと思う。久しぶりにフィルムカメラを購入した。ROBOTⅡ軍用ブラックペイント。私のカメラ好きもそろそろ終着駅に着いてしまうのだろうか。 ROBOTにはそれほど関心はなかった。ただ35mmフィルムを使って正方形の写真が撮れるのは良いなと思っていた。それと戦前から戦中にかけてのドイツのカメラ特有の雰囲気があり、「これは触ったらヤバイな」と感じていた。 ライカやローライやハッセ

          ROBOTという名のカメラ

          個人宅の写真を投稿することについて

          前回投稿した記事は削除することにした。見ていない方のために簡単に内容を説明する。近所の住宅の一本桜について。写真は3枚。1枚目はこの投稿に添付した写真で2017年4月撮影。古いお宅の庭に立つ桜の古木が満開になった様子だ。 もう2枚は今日2024年4月1日撮影。以前の家は数年前に取り壊されて新しい家になった。その桜の古木は切り株だけが残されていたが、新築中にひょろひょろと枝が伸びてきて、昨年から数輪の花を咲かせるようになった。古い樹木を大切にして素晴らしいという話だった。

          個人宅の写真を投稿することについて

          ペットと暮らす人の話_03

          私の友人に最近、飼い猫をなくした人がいる。仮に名前をMとしよう。彼女はマンションで一人暮らし。服飾関係の仕事をしている。店をやっていた時代に1匹のオス猫がちょこちょこと入ってきた。そして店のマスコットのようになった。その後、Mはフリーになり自宅が仕事場となる。その猫ちゃんもそこに移り住み1人と1匹の生活が続いた。時おりInstagramで見る写真は微笑ましいものだった。 元々野良猫なので年齢は推定だが19歳になった。元気にしていたが、あるときのこと。8キロほどあったその身体

          ペットと暮らす人の話_03

          ペットと暮らす人の話_02

          私はInstagramを利用している。ペットの犬や猫の動画がたくさん投稿されて「おすすめ」にもよく出てくる。可愛いのでついつい見てしまう。その中には障害を持つペットや老犬・老猫も少なくない。 あれは何というのだろう。犬用の車椅子?を下半身に装着し、頑張って散歩するワンちゃんは健気だった。年老いて歩けない猫や目が見えなくなった犬たち。表には出ないが病に苦しむペットたちもいるだろう。 どんな姿になっても最期まで面倒を見るのが、犬や猫にとって幸せなのか。それともKのように安楽死

          ペットと暮らす人の話_02

          ペットと暮らす人の話_01

          妻の子供の頃からの友人にハワイ在住の女性がいる。現地の日系人男性と結婚して幸せに暮らしている。彼とは一度だけ会ったことがあるがナイスガイだ。女性の名前は仮にKとしよう。 そのKから妻にLINEで動画が送られてきた。妻から私へシェアされた。それは長年かわいがってきたであろう飼い猫を安楽死させる様子だった。ハワイの動物病院の一室で、折りたたんだ毛布の上にグレーの猫を抱くK。猫は毛並みも悪く、一目で状態が悪いのが分かる。 左側に立った病院の先生の手が見える。最初は少しのけぞって

          ペットと暮らす人の話_01

          茨城弁を標準語に

          Instagramでは4月1日にエイプリルフールネタとして冗談を書いている。私が現実とはかけ離れた大人物になっていて、とんでもない事を発言するという話だ。Instagramにおいては4月1日以外でもこのネタが定着しつつあり、今回はこちらにも載せてみた。 スタジオサンライズ ホールディングス スパ&リゾートのCEO兼ジェネラルスーパーエグゼクティブマネージャーで、経団連副会長の朝日良一氏は2月26日午前、自身の公式TikTokを更新。15分の動画を配信した。 なおTikTo

          茨城弁を標準語に

          髭とひげ剃りと私

          久しぶりにひげ剃りを買い替えた。検索すると今どきは「シェーバー」と言うらしい。「シェーバー」あるいは「メンズシェーバー」だ。しかし私はその呼び名では落ち着かない。電気で剃るのが「ひげ剃り」で、T字のものは「カミソリ」だ。カミソリは漢字では「剃刀」と書くのか。 生えているヒゲそのものは場合によって「髭」「ひげ」「ヒゲ」を使い分けるが、剃る機械は漢字の「髭」よりも「ひげ剃り」の方が何故かしっくり来る。 シェーバーという名称の居心地の悪さで思い出したが、最近では「背広」のことを

          髭とひげ剃りと私

          ニコンをつなぐ - 50年の物語

          Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの三部構成です。ⅠとⅡはフィクション。Ⅲはそれを受けての私小説です。 Ⅰ 1971(昭和46)年秋。ニコンから新製品のF2が発表になった。源田正平は株式会社サンフォト通信社の契約カメラマンである。得意分野は報道全般。愛用のカメラは2台のニコンF。1930(昭和5)年生まれで、この時41歳。社員カメラマンからも一目置かれる存在になっていた。 一眼レフと言えばニコンFの時代。それは永遠に続くかと思われたが、まさかそんなことはない。F2の発表会に向かいながら、期待と

          ニコンをつなぐ - 50年の物語

          振り向かないで撮る

          仕事と私事の撮影において、両者の決定的な違いのひとつに「振り向くか、振り向かないか」がある。 この2枚の写真は2023/12/08の14:33と14:41に撮ったもの。仕事の移動で住宅街を北から南に向かって歩いた。時間に余裕がないので構図にこだわっているヒマはない。冬のこの時間は太陽光の角度が急になっていて、陽の当たる面積が少ない。右前からの半逆光だ。 必然的に左斜め前の光景だけを撮っていく。真横を見たり、ましてや振り向いたりしない。こうして撮った写真は強い力を持つ。これ

          振り向かないで撮る

          ストレートフォトグラフィと、写真の撮り方の変遷について

          写真を撮影するときのスタイルについて書いてみよう。と言っても自分が知る範囲だけでのことで、そう難しい話ではない。 写真は長らくフィルムで撮るものであり、カメラはファインダーを覗いて撮るものだった。一眼レフ、レンジファインダー機、中判ではそれに加えて二眼レフ、大判のビューカメラ。レフレックスでもビューファインダーでも、そしてピントグラスであっても、光学的に眼前に像を見せるシステムが当たり前だった。 デジタルカメラとスマートフォンの登場で、それは大きく変化した。デジタル一眼レ

          ストレートフォトグラフィと、写真の撮り方の変遷について