ストレッチによる血流の改善について
血流の簡単な分類と生理学
毛細血管の生理学
姿勢の悪さによって生じるリスクと改善法
この記事ではストレッチによる血流の改善について書いていきます。
血流とはカラダを流れる血液の循環の事をよんでいて、循環は血管系とリンパ系に大別されます。
循環系の機能は、心拍出力、循環血液量、血管抵抗の変化に影響を受けます。
ストレッチによる運動で局所での代謝が高まると、生理作用によって血管拡張が起こり血流量が増加します。なので運動しないでいると血流量が減少していきます。血流量が減少するということは、筋肉内部の毛細血管量が少なくなっていると考えられます。
毛細血管が減少することは筋肉細胞全体へ栄養が行き渡らない事と、熱が減少する事、それに代謝物、老廃物の運搬に影響が出ることが考えられます。また貧血や低血圧、ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れなどが原因で血流不良になる場合もあります。
デスクワークや長時間運転した後など、同じ姿勢を長時間続けていると特定の筋肉に負担がかかるため、硬くなると言われています。座っているときに前かがみ姿勢や、スマートフォンを下を向いて見るなどの姿勢のままほとんど動かず過ごしていると、姿勢の悪さが原因で筋肉を傷め、さらに肩こりや腰痛に悩まされる場合があります。
血流を改善させるためには、姿勢の改善や運動不足の解消ができるストレッチなどを取り入れるとよいとされています。ストレッチで硬くなった筋肉や関節を伸ばして柔らかくすると、姿勢の改善にもつながるでしょう。
まとめ
血流は全身を循環しています。血流の循環が上手くいかないと、肩こりや腰痛などの症状が出ることがあります。
姿勢の悪さや長時間同じ姿勢などで凝り固まった筋肉はストレッチで改善していきましょう!