たばこ税増税について思うこと
毎日14時間は立ちっぱなしの仕事なので靴下に必ず穴が開きます。サンタさん、どうかクリスマスプレゼントは黒のくるぶしソックス1年分お願いします。
さて本日はお店の事ではなくたばこ税についてのお話をしたいと思います。たぶん結論はたばこ税ではないとこに着地する予定です。
以前「10月から酒税法が変わるよ(ビールが安くなるよ)」というお話をしました。
内容は結構本気で書いたのですがなかなか読まれてる数が少なかった記事です。トホホです。
読まれる数が少ないのは分かってるのに今度もたばこ税の話をしようとしてるので単純にドМなのか暴走マシーンのどちらかだと思います。
まずは来月10月から5回目のたばこ税の増税が始まります。
そもそもたばこ税という名前で税金を納めるようになったのは平成元年でたばこに税金が課せられるようになってまだ32年しかたっていません。たばこ税ってのは比較的新しい税制なんです。お気づきかもしれませんが消費税が始まったのも平成元年です。
たばこでお金を集めようとした歴史は日清戦争後、日本の財政が増大し、増税の必要性がでてきたことが理由です。そこで、明治29年、煙草税則を廃止して葉煙草専売法を創設、さらに、日露戦争の費用を調達するために、明治37年に煙草は完全専売制度となりました。
専売制度では、大蔵省(現・財務省)がたばこの販売をしていました。昭和24年(1949)に日本専売公社が引き継ぐことになったのですが、昭和60年(1985)年に日本専売公社が廃止となり、日本たばこ産業株式会社(JT)が誕生しました。
・・・だそうです。
となんちゃらかんちゃら歴史はあるし、今年の10月で5回目のたばこ税の増税(32年で5回も増税するなんてどの税制探してもマジでないんだよ。続いて消費税で3回。)なんですが僕が言いたいのは
そうではなく!!
喫煙者の人がどんどん端っこに追いやられて、それを「当然でしょ」みたいに思ってる人が一定数ずっといるのがなんか嫌だなぁと思っているわけです。ちなみに僕も喫煙者。
だからと言って「たばこ税払ってるだろ!!」と怒鳴り散らす喫煙者も嫌いです。マジでナンセンスだと思います。
当然マナー、道徳って言ってもいいかもしれないんですが喫煙者でタチの悪い人はいます。そんなんは僕だってクソくらえだとは思っているんですがタバコを吸ってること自体を否定してる人もしくはタバコという理由から真っ先に追いやられることがいやだなぁと思ってるんです。
コンビニから真っ先に灰皿が消えたのもそうだし施設の喫煙所も次々に消えていくのもそうだしタバコを理由付けにするのが簡単なのは分かるんですがそれを「タバコなんだから当然だろ」みたいなのは僕は結構暴力的だと思うんです。もちろん全員がそう思ってるとはおもってませんよ。
だってそんなこと言い出したら「エレベーターも使うなよ」「更衣室は窓開けとけよ」とか言えちゃうじゃないですか?
でもそんなこと言い合う世の中ってなんか寂しいじゃないですか?
別にタバコ吸ってる人が悪いわけではないのに。
もうちょっとわかりあえてタバコを吸ってる人も吸ってない人も「そんな人たちもいるよねー。お互い快適に暮らそうねー」ぐらいに思える世界になってくれたらいいなと思った今回のたばこ税の増税をみて感じたことでした。
よかったらたばこ税と消費税の歴史は結構面白いので調べてみてもいいと思いますよ。
https://www.manegy.com/news/detail/1122
ちなみに今回のたばこ税の増税でもタバコをやめるつもりはありません。
お酒も飲みます。
飲んでいい?
ちゃんちゃん♪