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かなえたい夢〜日本版フューチャーセンターの確立〜
0.概要
noteに記すのは初めてなのですが、私の夢は「日本版フューチャーセンター」の確立です。
まず、1.で私の夢について記していく。そして、2.において、具体的にどのようなことが実現できるのか、3.では1.2.に向けて今の自分が置かれている環境でできること、今の環境でやってみたいことを記していく。
1.私の夢
私の夢は、「日本版フューチャーセンター」の確立である。私が考える「日本版フューチャーセンター」とは、
「産官学が一体となり、共通の課題(地域が抱える課題・企業が抱えている課題(
例:新商品開発のモニター)・学生が抱えている課題など)を解決していくことを通して、
[産]は学生や若者の意見を取り入れる場
[官]は地元産業と地元学生を結びつけるコーディネートをし、地域活性化の場
[学]は主に高校生や大学生が世の中の様々な産業や業界を知り、自らのキャリア形成の場
としての様々な立場の人が活用でき、どの立場の人にとってもwin-winになる場」
と考えている。
そもそも、このような夢を持つようになったのには以下2つの理由がある。
1.人と人が関わり合う大切さ
私自身、コロナ以前・コロナ禍での大学生活を送ったのだが、コロナ以前は何気なくいろいろな立場の人と関わり合うことが当たり前であった。しかしコロナ禍になりその当たり前が簡単に崩された。人と関わり合うことで得ることがあったはずがその機会が奪われた。
また、これからAIが発達するであろう世の中において、人間がAIに勝るためには人と人が関わり合い、知恵を出し合うことが必要だとも考えている。
このようにまずは人と人が関わり合う場が必要だ考えるようになった。
2.若者のキャリア形成の重要性
私は自分自身の体験から、日本の高校生や大学生が自身のキャリアを考える際にあまりにも選択肢が無さすぎるということを感じている。
日本の多くの高校が高校2年生くらいで文系・理系の選択を迫られると思う。これは将来自分がどんな仕事をしていきたいのかをあまり考えることもなく、文理選択を迫られることになっている。そのため、私はある程度自分がどのような仕事をしたいのか、どんなことをしたいのかを考えた後、文理選択ができる環境を整えたいと思っている。
そこで、自分の興味のあるないに関わらず色々な職業の人と関わり、話をする時間を共有することを通して、自分が社会に出てどんなことをしたいのかということを考えることができる場を作りたいと思っている。
2.夢を実現した未来の姿
1.日本版フューチャーセンターは高校か大学で
まず、フューチャーセンターは高校か大学に設置したいと考えている。これは、若者の日常にあることが必要だと考えているからである。
例えば、地域の公民館や企業での開催になってしまうと意識を持った若者のみが参加すると思うが、広くいろんな学生が参加しなくなると思う。しかし、高校や大学といった若者の日常で展開されると若者は隙間時間に参加したり、何気なく参加することができると思う。軽い気持ちで参加し、たくさん回数を行うことにより、多くの職種の人と関わることで若者のキャリアの選択肢が増える。
このように多くの若者がたくさん参加してもらうことにより、企業側は、若者の意見をたくさん聞き、商品開発などのモニターとしての活用も考えられる。また昨今の就職活動は、学生優位になっているが、本質的に優秀な学生を見つける機会としてもらうことも可能である。
2.若者も企業も地域も明るい未来に
高校や大学での日本版フューチャーセンターが確立されると、まず、視野を広げたいという考えを持った学生がその高校や大学に若者が集まるようになる。すると、優秀な学生と直接関わりたいということで、フューチャーセンターに参加したいという企業も増えると考える。学生と企業が集まると、地域の活性化に大きく貢献できるようになる。
このように高校や大学での日本版フューチャーセンターの確立は、産・官・学の三者がベネフィットを得られるような状況になる。
3.今の自分が取り組んでいること
現在、小学校教員として勤務している私に日本版フューチャーセンターの確立に向けてできることはかなり限られている。
しかし、今、取り組んでいることを一つ記す。
それは、高校生の小学校現場での体験活動である。教育業界・こどもに関わる仕事に興味のある高校生を積極的に小学校現場で体験させている。
高校生には実際の教員や子どもに関わる時間を通して、自分が将来やりたいことは、子どもと関わる仕事なのか、そうではないのかということを判断する時間にしてもらっている。
教員(私)は、高校生と「子どもや授業」という共通の話題を通して対話することにより、新しい視点での捉え方や、自分には見抜けていなかった子どもの一面などを知ることができている。
この活動を通して、高校生も教員(私)も良い時間を過ごしていることは間違いない。今後はこのような活動を少しずつ民間企業なども巻き込んでいきたいと考えている。