「早いとか遅いとかじゃないよ。ダディーみたいに、どれだけ遠くまで、大事な荷物と気持ちを届けられるかだよ。だから僕も自転車冒険家になるんだから!」
確かに、その道は一般の人は通らない。息子だけの道だ。それこそが、自転車冒険家の生き方そのものだ。
最近は、しきりに息子が将来の夢に、自転車冒険家宣言をする。
親としては、面白がって薦めてしまう。
もしかしたら、息子は私の職業をクロネコヤマトさんのような運送業の方と勘違いしているかもしれない。
大事な事は、息子は楽しんでいること。
昨日より、今日は楽しく。そして遠くまで行けること。
淡い雪が舞った今朝、息子は自分だけの轍を土手の石垣の上に見つけた。
この先、きっと息子は自分だけの道を見つけ、自分だけの進み方をするだろう。
今朝の息子のアクションを見て、この子は我が子だと再確認した。
息子に負けてなるものか。
生涯現役、自転車冒険家が本職だ!
@自宅最寄りの社“輪社”にて。