金ぴか「カネ、カネ、カネ」
古くからの金運のパワースポットみたいな寺社はありますが、近年になって金運を打ち出している所は、「カネ、カネ、カネ」という感じで貪欲さ丸出しの浅ましいのが目立つ。
そういう寺社は口コミやテレビ・雑誌、SNSなどで多くの集客があるので、沢山の参拝者が欲望の念を垂れ流しています。金運の願いが叶うことは人の欲念がそれだけ集まれば、事例は幾つも出現しますが、それは神佛・御眷属の御業というよりも、欲願の念の塊がアトランダムに当たっただけの場合も少なくない。
神佛に依らないものは、一時的な幸を得る半面、大きな借財を背負いこむので、怖いことになる可能性も。金運は必要なときに必要なだけ、というのが基本。棚ぼた式に来る金運は、本当の金運が純金だとしたら、真鍮か何かにメッキした金色でしかないのです。
口コムなどで人気があれば機会があれば一度くらいお参りしても良いですが、金ぴかだらけの趣味の悪い成金趣味な感じがした場合には、お参りだけして後は帰るのが良いです。人の念の塊が靈的なモノに変化して、神佛のように偽装するケースもあります。
金運は余程無欲でない限り誰でも欲しいものです。それは良いのですが、それを望むのであれば、大金が転がり込んで楽して遊んで暮らそうなどとは思わずに、必要なときに必要なだけというのを厳守するのが良いです。単に意味も無く転がり込んでくる大金は、最終的に人を貧しくして貶めようとする貧乏神の罠と思う位で良いのではないでしょうか。再拝
注意*特定の寺社を指している訳ではありません。写真は単なるイメージです。