正五九
一般に正月・五月・九月は神佛詣でに良い月とされます。元々は一年の内のこの月には変化があり、ややもすると悪いことが起きる可能性があることから、神佛の御冥助を求めたのが始まりとされます。
子どもの夏休みも終わって世間も落ち着いたところで、少し時間があれば神佛詣でに積極的に行くことは良いと思います。正五九は一年のなかで変化の生じやすい「端境期」なのかも知れません。
土用が春夏秋冬の転換期なのに似て、この時期は大まかに運氣の転換期なのかも(愚拙の勝手な想像)。いずれにしても神佛の御加護をあつくしておくのは良いことなので、神佛詣ではおすすめ。
ただ、未だ残暑が厳しいので、外出時は水分補給を忘れずに。最近では男女問わず帽子や日傘が必要と言われており、天候によっては気を付けたほうが良いでしょう。
『異界神社 -ニッポンの奥宮』『神木探偵』(本田不二雄著)、『縄文神社』『縄文神社 関東甲信篇』(武藤郁子著)を参考にしても良いでしょう。再拝