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オランダ・アムステルダムを観光-ヨーロッパ放浪記part16-

この日は、朝からアムステルダムの街を散策する。

アムステルダムは、海であった所を干拓し、人工的に作った街である。
そのため、現在も水上都市として市内には網の目状運河が広がっており、その街並みは非常に綺麗である。

街並み
街並み
街並み
街並み
街並み
アムステルダム中央駅
街並み
街並み
街並み
街並み
街並み

昨夜の晩にアムステルダムに到着したのだが、辺り一面ライトアップされた街の美しさに魅了された。


アムステルダムは水上都市のため、比較的その歴史は新しい。
だが、この地は、スペインからの独立戦争、宗教改革を経て、17世紀には重要な場所となった。

17世紀、アムステルダムでは、世界初の株式会社「東インド会社」や、アムステルダム銀行が設立された。
このため当時のオランダは新興国ながらも、金融、貿易で西欧の中心となり、世界の覇権争いに勝利した。
まさに「オランダの黄金時代」はアムステルダムから始まったのである。

東インド会社跡地
アムステルダム王宮
ダム広場

また、オランダの首都であるアムステルダムは、現在でも重要な役目を果たす。
アムステルダムの南に行くと、ザイダスという地域がある。
ここは、「オランダのウォール街」といわれるほどのビジネス街である。
世界の名だたる企業がこの場所に拠点を構え、オランダ経済を支えている。

オフィス街
オフィス街
オフィス街
オフィス街
オフィス街
オフィス街

私もこの場所を訪れてみた。
すると、気づいたことがあった。まず、スーツを着ている人はあまりいないこと。
これは場所や時間帯によって違うのかもしれないが、それでも0.1%もスーツ姿の人がいなかった。

そして、自転車通勤の人が非常に多いこと。
個人的に一番の驚きがこれである。

日本では、自動車か電車で通勤する事が多く、オフィスの入り口に自転車置き場を設けていないように思うが、オランダではオフィスの入り口に自転車が並べてあった。
また、オフィス街の地下にも駐輪場があり、自転車通勤者がここに入っていく。

地下の自転車置き場

オランダの自転車事情を調べてみると、内閣府のホームページに少し古いデータが載っていた。
オランダ人の自転車の保有率は一人当たり1.2倍ほどで、まさに自転車大国である。
(ちなみに日本は0.5倍ほど)

また、オランダ人の自転車通勤の様子も日本と違う。
同僚と談笑しながらオフィスに向かう人や、イヤホンを装着しながら、鼻歌をする人もいた。

日本の満員電車での通勤とは全く異なる様子であった。

アムステルダムの街では、自動車、自転車、歩道、トラムが完全にセパレートしてある。
そのため、自転車も利用しやすい。
加えて、自転車で1時間もあれば、街全体を回れるようになっている。
確かに自転車を利用する方が、ストレスもなく便利だなと思った。

2月21日オランダ・アムステルダムにて。

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