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インドで気づいた事~インド旅行part6~

今回は、インド旅行の振り返りとしてインドで気が付いた事、驚いた事、日本との差異についてまとめていきたいと思います。

早速ですが、私がインドで感じたことを三つ紹介します。

第一に、やっぱり日本が好きだという事です。
安心して水を飲むことができる。安心しておいしいご飯を食べることができる。財布を落としても戻ってくる。安心して街の中を歩くことができる。これが何よりインドで感じた日本の良さです。

現在、日本で生活している人は、最低限の衣食住が保障されています。しかし、インドには最低限の衣食住が保障されていない人が数多くいます。

ホームレスの人も多数存在します。実際に私が見た光景としては、高架橋の下にブルーシートが並べられ、小さな集落が出来ていました。
また、車に乗っていると、物乞いをする子供や女性がいます。

これはインドに行ったからこそ感じた相対的幸福なのかもしれませんが、安心して暮らせる日本はやはり良い国だなと思いました。

第二に、インドが世界をリードする国になるには、最低でも後20年くらい掛かると思ったことです。
インドは、モラル、汚染、民族対立など様々な問題があります。

彼らは、高速道路の入り口にしても、空港の窓口にしても、売店での注文にしても、列に並ぶという事を知りません。
これは、だからインド人は悪いというわけでは無く、文化の違いだと感じています。
しかし、米国や西欧、日本のような先進国のように最低限のモラル、グローバルスタンダードのような考え方が必要だと思います。

この考え方を浸透させるには、教育に投資する事が一番大事ですが、その効果が現れるのは、最低でも20年は掛かるのでは無いかと考えています。

また、街の瓦礫や砂埃なども改善の余地があります。それに加えて、民族対立は避けては通れない問題です。

これは私が実際に目撃した事なのですが、観光地のアグラでパキスタン🇵🇰の民族デモが行われていました。
インドはパキスタンや中国との国境線の問題だけで無く、国民同士でもバラモン教のカースト差別、ドラヴィダ系とアーリア系の問題、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、シーク教、ジャイナ教など宗教の問題を抱えています。

インドが世界をリードする国になるには、これらの問題を解決しなければいけないと思います。
それには、最低でも20年は掛かるのでは無いかと思いました。
(まあ、1人の大学生が思った事なのですが笑)

第三に、「結局、人生何とかなる!」です。
ビザの発行で職員にたらい回しにされ、2時間くらい掛かりましたが、結局入国できました。
デリー駅で迷子になっても結局なんとかなりました。
現地の人に話しかけられても、中学レベルの英語で何とかなりました。
インドで嘔吐しても、無事に日本に帰国できました。

もちろん、全てが効率よくスケジューリング出来たわけではありませんが、それでも結局何とかなりました。
ベストな行動は出来なくでも、ベターな行動、決断はできたの思います。

これは人生にも当てはまるんじゃないかなと思います。
人生思い通りになる事は、なかなか無いです。
しかし、その都度ベターな選択を心掛ければ、何とかなると思います。

あまり悲観的に成らずに、人生何とかなる!そういう楽観論で過ごしても良いのでは無いか。

私はインド旅行でそう強く思いました。


インド旅行おわり

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