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林間合宿運営へ
話しておきたい。
今の僕の世界の見え方を。
そして林間合宿で何をしたいかを。
ちょっと長くなるかも知れません。
こんな伝え方してる人他にいなくてビックリするかもしれません。大事な事は文章で伝えてきました。
つまんないかもしれません。
この世界のこと、こんな人がいるんだよってこと、生きててほしいということ。
そんな願いを込めていること。
それを体現する為に林間合宿をして欲しいこと。
多分最後まで読んでくれるのは1人か2人だと思います。
それでも書きたいと思います。
読んでくれたら嬉しいです。
大前提世の中とか人生とかって残酷なんだと思います。
そう思えるのは、僕自身が沢山色んなものに傷ついて悩んで嫉妬して憧れて諦めてきたから。
僕はそういうの結構覚えてるタイプで、実例を挙げると
一番最初に傷付いた記憶があるのは幼稚園の時。
好きな子に「好きな子だれ?」と聞くと
「りょうが君」と答えてくれた女の子がいた。
その女の子にバレンタインにチョコを貰うという約束をしていたんだけど、
当日バレンタインチョコは僕にはくれず、他の男の子に渡していた。
それを見た僕は本当に、
悲しくて泣きだしそうになった。
なんなんだこの世の中って思った。
そんな悲しい出来事が僕の人生には何度も訪れた。
あの先生の言葉も、あのいじめも、あの暴言も、あの感情も、
悲しい事は覚えてる。
もちろん、側から見たら「そんな事で傷つくの?」とか言われそうなこともあるけど、
例えどんなに傷つきやすい性格でも、傷付た事実には変わりない。傷付くのはしんどいこと。
僕の今までの人生はそんな感じだった。
世の中楽しくないなーとか生きるのって辛いんだなーとか、
うまく生きれないなーとか楽しそうにしてる人たちが羨ましいなーと思ってた。
そして高校生の時に知ったけど、傷つきながらしんどい思いしながら生きてるのは、
自分だけではないことを知った。
ネットで色んな人と色んな話をした時期があったんだ。
そこで、
彼氏彼女に裏切られたとか、
親が自分の事を理解してくれないとか、
親戚に性虐待されているとか、
リストカットの話とか、
学校がしんどいとか、
人に話を合わせて生きていくのが辛いとか、
色んな話を聞いた。
そんな話を聞いたら誰でも悲しくなるに決まってる。
同じ人間なのに、こんな人達が世の中にいるんだと思った。
自分だけじゃなかった。苦しんでいたのは。
対照的にそんな事を知らずに、馬鹿みたいに楽しく生きてる学校の人を見てなんか不平等だなって思った。
この時期に、僕はこの人達の話を聞いても、何もしてあげられないんだなっていう無力感が残った。
その無力感が心の底から悔しかった。
同時期に、女子高生が自殺したニュースも流れてきた。
悲しいなと思った。なぜ死ぬんだろうと疑問にも思った。
また、無力感も残った。
最近だと、りゅうちぇるさんや上島竜兵さんも死んじゃった。
女子高生2人組も、一緒に飛び降りて死んでしまった。
バイクが好きで全国を回っていたライダーも死んじまった。
みんな何かしら抱えながら生きてるんだね。
それに耐えられる人と耐えられなくなりそうな人の境目ってどこなんだろうね。
僕自身が抱えていた思いを他の人も抱えていること。
原因は違えど抱えていたこと。
自殺してしまう人がいること。
これらが凄く悲しいです。
なんで悲しいんだろう。
そんなことは知らない。
酸素があるのと同じように、
春の次に夏が来るように、
命に終わりがないように、
当たり前に、悲しいと思ってしまう自分がいます。
なぜ僕がじゃあ死のうっていう思考にならないのか。
もちろんなったことはあるけどビビリだから実行には移せなかった。
けどそこから希望を見れるまでになった原動力はなんだったのか。
それはRADWIMPSのボーカルの野田洋次郎からあるメッセージを受け取ったこと。
野田洋次郎からは
「幸せになんだぞ」
「愛してるよ」
「死ぬなよ」っていうメッセージを受け取った。
最近までその言葉に本気で支えられていた。
無責任とも取れるとの言葉に、
「このまま生きてしんどかったら洋次郎のせいだ」
と責任をわざとなすり付けて、生きてみた。
時には聖人みたいに理想を掲げながら、
時には欲望に従いながら、
時には可哀想な自分と思いながら。
その結果、奇跡的に、今無事幸せを感じられるまで成長できました。
もう本当に奇跡。
何か一つ違ってしまえば起こらなかったこと。
残酷だった世界が、
楽しくなかった人生が、
どんどん美しく、綺麗になっていきました。
僕が林間合宿をやってる根本の理由は、
僕は野田洋次郎から受け取った言葉や感情を、
次の人に渡したいからなんじゃないのかなと思っています。
つまり「死ぬなよ」っていうメッセージを届けたい。
もちろんすぐに死にそうな人は来ないと思うけど、将来的に生きていく中でそう思ってしまう瞬間は、
訪れる。
人が生きづらい、生きづらくなる原因は沢山ある。
HSPだから、
アダルトチルドレンだから、
親が過保護だったから、
トラウマがあるから、
ADHDだから、
鬱になったから、
自分を知らないから、
ASDだから、
障害を持ってるから。
日常を楽しめないから。
無邪気に生きられないから。
林間合宿は、
”無邪気に生きられない”ことを解決するような合宿です。
無邪気に生きられないということは、
自分の人生を歩めないということ。
人の目を気にして行動できないということ。
自分で責任を取れないということ。
現実だけで生きるということ。
それは今は大丈夫でも、絶望へと変わってしまうかも知れない。
将来に訪れるかも知れない出来事への対処は、
今からでもできる。
生きる希望に少しでもなるなら。
いつかこの先訪れる絶望を少しでも減らせるなら。
林間合宿をやれた意味があるんじゃないかな。
そして僕はこの合宿で
”人の暖かさ”
というものを感じて欲しい。
ストレートに表現すると、
愛みたいなものかな。
人が人を愛するということ。
裏を返すと、人を決して傷付けずに馬鹿にしないこと。
愛って、欠点もそのまま受け入れること。
なんでも相談に乗るぜ!
落ち込んでるなら音楽で踊り狂おうぜ!
とか言う感じ。
後ろから抱きしめて全てを包み込んでくれるような感じ。
なんか全部大丈夫だなって思わせてくれる感じ。
それは僕が1年前の林間合宿で受け取ったものなんだけど、
「こんなに面白くて暖かい人達がいるんだよ」
っていう事を伝えることで希望を持って欲しい。
希望を忘れないで欲しい。
だからどうか、優しく話を聞いてあげてください。
一緒に楽しんでください。
一緒に悩んでください。