![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49862959/rectangle_large_type_2_c813f2a371af4119b24ecb3d1e3785a2.jpg?width=1200)
ヘッジファンド投資するならEDINETを活用しよう!
ふじです~
みなさん、EDINET(エディネット)ってご存知ですか?
EDINET(エディネット)とは?
EDINETとは、金融庁管理の有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システムのこと。
企業の財務状況をまとめた「有価証券報告書」が無料で見放題、株式投資の企業分析時には必須のツールですね。
EDINETは、米国のEDGAR(エドガー)というオンライン公開データベースを元に設計されたものと言われています。
EDINETで有価証券報告書を検索
では、早速使い方を!実際インターフェイスがかなり使いにくいのが事実。
まず、EDINETの公式サイトに入り「書類検索」をクリック。調べたい企業名を入力し、有価証券報告書を選択します。
検索ボタンを押して、出てきた有価証券報告書をクリックすれば内容を見ることができますよ。
一般投資家が基本的に見たいのは、第5章の経理の状況ですよね。財務3表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書)をこちらで一挙まとめて確認することが可能です。
大量保有報告書も見てみよう
さらにここで知っておきたいのがEDINETで閲覧可能な「大量保有報告書」。
日本では国内上場株式を一社5%以上取得した場合、金融庁へ大量保有報告書の提出が義務ですね。これは、特定企業の株式を大量保有している(=株価に影響を与えやすい)情報を公開し、市場の公平性を保つ目的です。
この、大量保有報告書を確認することは
「あのファンドがこの企業の株式を大量に保有しているから、ファンドの行動を注視しよう」
「自分もファンドの戦略に相乗りし、購入しておこう」
「1つの大型ファンドへの依存度が高すぎるので、購入はやめておこう」
など、個人投資家が投資をする際の投資判断に大きな助けを与えます。
EDINETで大量保有報告書を検索
EDINETで大量保有報告書を検索する際の要領は、有価証券報告書検索時と全く同じですね。
書類検索⇒ファンド名を入力⇒大量報告書を選択⇒検索をクリックで確認することができます。
今回は、ストラテジックキャピタルで見てみました。いかがでしょうか?
EDINETxファンド投資
個人投資家はもちろん、EDINETはヘッジファンド投資を行おうとされている方にも有効なツールです。ヘッジファンドの場合投資前は、そもそも面談をしないと実際の投資銘柄や状況について知るすべは少ないのが事実。
そういう意味でEDINETは、投資を検討しているファンド動向を知るにはもってこいのツールと言えますね。
金融庁管轄で信頼性の高い情報ということで、ぜひヘッジファンド投資を検討されている方はファンドの株式保有状況や投資先企業の財務状況を知るためにEDINETを活用したいです。
■ふじのツイッター(@gkrR2OJjsvN7M9P)