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緯度経度とは?地球上の場所を特定するための座標軸について

はじめに

緯度経度とは、簡単にいうと場所を特定するための座標のことです。地図は通常、平面(2次元)で表現されることが多いですが、考え方は数学のxy平面と同じです。xが経度yが緯度となり、この2つを用いて一意の場所を示すことができます。(詳細の解説サイトはこちら

図1. 緯度経度とxy座標の関係性

解説

では、x軸は地球上のどこにあるのでしょうか。答えは赤道です。
赤道より北側を北緯、南側を南緯と表現し、範囲はそれぞれ0°~90°までです。したがって北緯0°が赤道直下、北緯90°が北極になります。日本も北半球にあるので"北緯"で表現することができ、おおよそ北緯25°~45°くらいになります。

図2. 北半球(北緯)のイメージ

一方、y軸は本初子午線とよばれるものでイギリスのロンドン(グリニッジ天文台子午儀)の中心を通っている線です。本初とは「最初の」、子午線とは「経線(南北に延びる線)」という意味なので、つまりx=0(東経0°)の基準線となります。この線より西側を西経、東側を東経と表現し、範囲はそれぞれ0°~180°までです。日本はおおよそ東経125°~150°くらいになります。

図3. 東半球(東経)のイメージ

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