163シナリオTrue編f:ヒロインが知っている情報を新たに足そう!【美しょゲを作ろう】
美少女ゲーム制作日誌、 #美しょゲを作ろう 。
今日もトゥルーエンドを書くために伏線はりはりしましょう!
《これまでのシナリオ》
シナリオ↓
プロット↓
《残りの伏線作業》
別世界そのもの
→ヒロインが別世界の存在を信じている
意識が別の人間に乗り移る(ユーザー)
→意識を他人に繋げるという技術が既にある
→今の自分は本当に自分なのか不安になる
→意識が違う人の時は、目が赤くなる
→隠し要素にヒロインに誰かが乗り移るのを入れたい
主人公=ユーザー
→夕空で主人公の目が赤いことに気づけない
→キスする距離でようやく気づく
伏線を入れていく作業ですが、残りはようやく3つくらいになりました。あと2回くらいで終わらせちゃいましょう!
■今の自分は本当に自分なのか不安になる
前回入れられなかった伏線を入れていきます。既にあるシナリオから差し込めそうな所をいくつか探していくと……
■伏線1個目
@1ーB2
23
;表情:視線落としたままで
小色
「私の友達も、あなたと同じでした……
親友だった子も、私のことを忘れてしまって」
24
;表情:必死に泣くのを我慢
小色
「私も、泣きそうになって……でもきっと、
何も分からない方が、何倍も怖いはずだから」
まずはここに入れようかな。24クリック目を調整して「別意識に切り替わったこと」を少し明確に出していきます。
23
;表情:視線落としたままで
小色
「私の友達も、あなたと同じでした。
ある日いきなり別人みたいになって、全部忘れて……」
24
;表情:必死に泣くのを我慢
小色
「私はただ、泣きそうでした……でもきっと、
何も分からない方が、何倍も怖いはずだから」
こんな感じなら伏線として活用出来そうだよね。よし、もう2カ所くらい考えてみよう。
■伏線2個目
@2-A1
36
小色
「こんな、信じることの出来なくなった世界で……
そんなことを、言ってくれるなんて……変な人」
37
小色
「でも、やっぱり……
心のどこかで、記憶を覚えてるのかもしれませんね」
次はこの位置に入れてみよう。36クリック目なら入れても大丈夫そうかな、意味深な感じを意識して……
@2-A1
36
小色
「こんな、信じることの出来なくなった世界で……
自分が本当の自分かも分からないのに……変な人です」
37
小色
「でも、やっぱり……
心のどこかで、記憶を覚えてるのかもしれませんね」
うーん、これだけだと謎すぎるね。でもその取っ掛りがトゥルーエンドに生きてくるので、ここでは一切解決せずに流します。
■伏線3個目
@3-B
55
;表情:悲しげに俯く
小色
「私たちは……最後に、生き残った人は……
名簿という形で、管理されています」
56
;表情:悲しげに決意を込めてこちらを見る
小色
「だから、知ってるんです。
私が知る限り……貴方という人は、いなかった」
最後にこの部分にも追加してみよう。「名簿」という存在の位置づけをハッキリさせつつ、「意識が移り変わった人間がその後どうなるのか」を決めようかな。
……そこ決めてなかったんかい、という感じだけどね。はいごめんなさい、考えます。
@3-B
55
;表情:悲しげに俯く
小色
「私たち、生き残りは……名簿にまとめられてます。
新しい人に変わったとしても、変わらず残るんです」
56
;表情:悲しげに決意を込めてこちらを見る
小色
「だけど私が知る限り……貴方はいません。
記憶を失う、その前すらも」
主人公=ユーザーという構造をより強くする為に、主人公という存在はあやふやにしておきます。これはちょっと考えがあるので、この作品内でも解決しない謎にしようかな。
《今日のまとめ》
よし、今日の伏線作業はここまで。「今の自分は本当に自分なのか不安になる」という要素を入れ込んでみました。
次回は残りの2つ、
・夕空で主人公の目が赤いことに気づけない
・キスする距離で主人公の赤目にようやく気づく
こちらを作って伏線張りを終える予定です。ようやくトゥルーエンド執筆に入れそうだねー!
では、また次回お会いしましょう。
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