169シナリオTrue編end:物語の完結、執筆終了!【美しょゲを作ろう】
美少女ゲーム制作日誌、 #美しょゲを作ろう 。
今日でトゥルーエンド執筆は完了です。長い道のりでしたね……まあ記事にもしない「秘密のシナリオ」制作がまだ残ってますが。最後まで気を抜かずに執筆していきましょう!
《これまでのシナリオ》
シナリオ↓
プロット↓
直前のシナリオ↓
小色
「貴方が動かない限り、この世界は止まったまま。
そんな突拍子もない妄想が、現実ならば」
;表情:真剣、泣きつつ
小色
「このままじゃダメなんです。
貴方の未来を、私が、この世界が奪っちゃいけない」
小色
「貴方に、酷いことを言います。
ごめんなさい、でも、必要なことだから……」
;表情:やや悲しげ、泣きつつ
小色
「お願いします。
貴方の力で。貴方の手で。貴方の意思で――」
;表情:笑顔、泣きつつ
小色
「――この世界を、私の人生を。終わらせてください」
《好きだからこそ、さよならを》
最後のプロットはこちら。
■最後に「好きでした」と泣きながら言われる
消える私のことを好きになってくれてありがとう。
こんなことをさせてしまうのは心苦しいけど、この世界にこれより先はないから。
あなたはこの場所にいてはいけないはずだから。
私もあなたも前へ進むために、世界を終わらせてほしい。
そう泣きながらお願いされる。
でも、1つだけ、わがままを言わせてください。
……本当にあなたのことが、好きでした。
この気持ちだけは、忘れないで……いてね。
そう告げて彼女は泣く。
「世界を終わらせる」選択肢でクリック
笑顔でお別れをしてend
この部分での一番難しいところは「ユーザーにクリックしなければならないと思わせること」です。
システム的にもクリックする以外進む方法はないんだけど、なるべくユーザーをヒロインの言葉で突き動かしたい。彼女の為に、そして自分の為にクリックをする。それが出来てようやくこのゲームは終わるのだ。
感動させつつ、ヒロインをもっと好きにさせつつ、そしてこのゲームを終わらせる覚悟を決めさせる。
非常に難しいけれど、大半は数多くのバッドエンドで達成している……はず。なのでここでは最後の一押しを加えて、物語を終わらせましょう!
小色
「ほんと、酷い女ですよね。
でもそんな私のことを、貴方は好きになってくれた……」
;表情:微笑み、泣きつつ
小色
「だから、ありがとうございます。
消える前に、私のことを好きだと伝えてくれて」
小色
「それが何よりも嬉しくて、苦しくて。
優しすぎるからこそ、ズルい私は想いを伝えられる」
;表情:笑顔、泣きつつ
小色
「……好きです、大好きです。
誰よりもカッコよくて、強い貴方のことが」
小色
「でも、だからこそ。
この恋は終わらせなければいけませんよね」
;表情:澄まし、泣きつつ
小色
「この世界に先はないから。この私にも先はないから。
でも貴方には……ずっと先が、あるはずです」
;表情:微笑み、泣きつつ
小色
「この場所に、消える世界になんか、いちゃダメですよ」
小色
「前へ進むんです。例え未来が想像できなくとも、
今目の前にある道を歩いて行くんです」
小色
「こうして立ち止まっているのは幸せだけど……
でも、私は前へと進みたい……!」
;表情:真剣、泣きつつ
小色
「ようやく、覚悟が出来ました。
もう消えることは怖くなんかありません」
小色
「私は前へ、終わりというゴールへ進みたいんです。
だから、貴方も一緒に1歩踏み出してください」
小色
「これは私の最後の我がまま。
大好きな人だから、お願いします……」
;表情:笑顔、泣きつつ
小色
「私の為に……私を、消してください」
;表情:微笑み、泣きつつ
小色
「……本当に、大好きだから。
貴方にはもっと前に進んでほしいんです」
小色
「ここではないどこかで、
貴方だけの人生を生きて欲しい」
;表情:悲しげ、泣きつつ
小色
「……でも、最後に1つだけ。
さよならをする前にお願いしても……いいですか?」
小色
「もう一度だけ、キスをさせてください。
想いを伝える為じゃなくて、お別れを告げる為に」
小色
「貴方の唇で……私を、愛して、ください……!」
;演技:キス
;表情:キス顔、泣きつつ→微笑み、泣きつつ
小色
「んっ、ふぅ……ちゅぅ、んん、ちゅぷ、んぅ……
んはぁ……えへへ、大好きです」
小色
「どうか私のことを、この気持ちを、覚えていて……
いえ、それはダメですよね」
;表情:微笑み、泣きつつ
小色
「全部、忘れてください。
キスのことも、世界のことも」
小色
「背負うことなく、悲しむことなく。
胸を張って、貴方が生きる道を……見守らせてください」
;表情:悲しげ、泣きつつ
小色
「だから、どうか……この世界に、終わりを……」
;◆選択肢
「世界を終わらせる」
;表情:笑顔、泣きつつ
小色
「すぅ、はぁ……さよなら……私の、大好きな人。
いつかまた、会えたら――」
;演出:白にフェードアウト
;演出:口パクで「また愛してくださいね」と動かす
;演出:EDスタッフロール
よし、書けたー!!
プロットから変更を加えた箇所は、「この気持ちだけは、忘れないで……いてね」という点だけかな。ちょっとヒロインの我がまま感が強すぎたので「言いそうになって何とか押し留まる」という流れにしました。
これにてトゥルーエンド完了。全体確認などはありますが、シナリオ執筆は終わりとなります!
次回は……シナリオ執筆中に進んでた音楽やら音声やらについて進めようかな? Live2D作業もぼちぼち始めないとですね。
ともあれシナリオ編、お疲れ様でした。まだまだ作品が出来上がるまで時間掛かるけど今後もお付き合いいただければ幸いです!
では、また次回お会いしましょう。
いいなと思ったら応援しよう!
もしも記事が参考になったら、スキやフォローよろしくね!
気が向いた時はサポートで支援していただけると嬉しいです。