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114シナリオ編d:ヒロインの初台詞は、キャラ属性の基礎になる!【美しょゲを作ろう】

クリスマスですね!
特に関係ないので今日も引き続きやります!

#美しょゲを作ろう シナリオ編、
今回は遂にヒロインの台詞が登場。

まったり執筆していこー!

《振り返り》

ここまで書いてきたシナリオはこちら。
ドキュメントに書いてあるので、
お手数ですがご参照ください。

そして今日書く部分のプロットは……

【分岐C】
●選択肢「彼女から視線を外す」:4クリック
内容:
ヒロインから視線を外すと、逆に彼女がこちらへと近付いてくる。
人が乗っているなんてビックリしました、とおどおどとした様子で話しかけてくる。
電車に人が乗るのは当たり前ではと思うが、そういえば周りに誰もいない。見渡しているとまた彼女が話しかけてきた。
    →分岐C’:乗車理由を聞かれる
  or
●選択肢「声をかけてみる」:7クリック/12
内容:
ヒロインに声をかけて、ここがどこかを尋ねる。
おどおどとした様子で「は、初めまして」と告げる。
そして普通に電車の中であることを伝えられ、どうしてそんな質問をするのかを問われる。
気づけばここで目を覚ましたことを伝えると、彼女は驚いた後に笑う。
寝過ごしてしまったのだと勘違いされ、お茶目な方ですねと言われる。それから慌てて。
そういえば名前を言ってませんでしたね、とヒロインが自己紹介する。
  ↓
【分岐F】
○共通(2クリック)/14
※電車を揺らす演出。
「きゃっ!?」と叫ぶヒロイン。
急な揺れに驚いていると、ふらりと姿勢を崩すヒロインが見える。

この分岐Cの所から。
分岐C’やFへの繋がりも意識しつつ、
クリック数を変えないように書いていくよ!

マウス


■まずは選択肢を書く

●選択肢「彼女から視線を外す」:4クリック
●選択肢「声をかけてみる」:7クリック/12

選択肢後のシナリオに行く前に、
2つの選択肢をまとめて書き記そう。

とはいえ大枠は既に書かれているので、
テキストを調整するくらいかな。

でも前の部分と繋がるかの確認は必要!
前回のラスト辺りを見てみましょう。


突如、軋むような音が耳に入ったと思えば、
そこには制服姿の少女がいた。

;立ち絵:こちらに視線が向いて目を見開く


吹き込んだ風でその艶やかな黒髪が揺れる。
そんな彼女に驚いていると、自然に目が合って。

ここから選択肢に繋げるから、
「目が合ったから、どうするのか」
という行動
でなければならない。

……まあそれを踏まえても、
プロットで問題はなさそうだけどね。

んじゃ書いてみよう!

@選択肢B
「思わず視線を外す」→B1
「何か声を掛けてみる」→B2

これで良さそうかな。
以降のシナリオを書いてみて、
調整が必要なら手を加えるくらいで考えておく。

ノートと鉛筆

なお、選択肢の際のシナリオ分岐を、
前回までは「A」「B」でまとめてたけど、
選択肢が多いので変更します。

選択肢の表示するシーンを英語で分けて、
各選択肢は数字で分けました。

今回の選択肢はBになり、
次に現れる選択肢はCに……と振り分けることで、
それぞれを管理しやすくなるんだよね。

特にビジュアルノベル、ADVでは、
選択肢で違う話に進んでいくことが多いので、
こういった管理は重要だ。


■ヒロインから動く未来

ヒロインから視線を外すと、逆に彼女がこちらへと近付いてくる。
人が乗っているなんてビックリしました、とおどおどとした様子で話しかけてくる。
電車に人が乗るのは当たり前ではと思うが、そういえば周りに誰もいない。見渡しているとまた彼女が話しかけてきた。
    →分岐C’:乗車理由を聞かれる

視線を外す選択をすると、
ヒロインから話し掛けてくる。

どちらから話すのか、
そんな些細な違いで物語は大きく分岐するのだ。

ただヒロインの性格は変わらないので、
気弱で内弁慶なまま話し掛ける必要がある。
ここはちょっと工夫がいるかも。

初台詞なので、
「ヒロインを好きになれる」ことも、
重視して考えていこう。

そんな感じで書いていくと……

;立ち絵:一旦消し


何となく視線を外したが、
その小さな足音はゆっくりとこちらへ近づいた。

;立ち絵:表示、ややヒロインを見せてから


小色
「あ、あの……珍しい、ですね。
人がいると思わなくて……びっくりしました」

;演出:全体をややアップに、見渡す動き


か細く投げ掛けられた言葉に首をかしげる。
だが確かに、ここには他に誰もおらず。

こんなシナリオになるかな。

プロットの方が情報量が多いように感じるが、
実際は視覚要素もあるので、
これくらいで問題ないはずだ。

ノートパソコンの上に乗る猫

また色々と工夫も考えました。
ヒロインの弱さを見せるためには、

・言葉に詰まりや言い淀みを作る
  →でも会話として分かるように!
・地の文の「足音」に、「小さな」を付け足す
  →形容詞で情報を増やす!

という2点を考えました。

また、
「見渡す」は画面上の演出で問題なし。

でも「ヒロインが近づく」は、
一旦立ち絵を消して情報がなくなるので、
地の文で表現しておく。

プロットの「当たり前ではと思うが」の部分は、
「首をかしげる」動作に言い換えました。
画面上で表現しても分かりづらいので、
こちらも地の文で表現しておきました。

そんな風に考えながら、執筆を進めていきます。


《今日のまとめ》

本当に全然進まねえな!!

でもこれ以上進めると負担が大きいので、
大人しくゆっくり進めることにします。
note記事は、
朝10時までに書き終わっておきたいのじゃ。

次回もヒロインの初台詞
別の選択肢のシナリオを書いていこう!

では、また次回お会いしましょう。


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恒石涼平@ゲームシナリオライター
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