見出し画像

そう思ってもいいよね。全部大事だから。

土曜日。
夕方、下の子が発熱した。

クラスでも、インフルエンザが流行ってて休んでいる子が何人かいるよ。

と聞いてはいたんだけれど、
本人は元気にしているし、あまり気にしていなかった。

深夜、39℃を越えて、呼吸が苦しそう。
1時間ごとくらいに目が覚めているし、
解熱剤を飲ませて様子見ていたら、寝息が聞こえてきた。

日曜日。
目が覚めて横を見ると、子どもがいない。

時計を確認するとまだ7時!

既に1FでYouTubeを見ているのに驚き、念のため熱を測ると

37.2℃。

睡眠は少ないが、本人は元気そうで
食欲もある。

寝ていなさいと言っても、聞かない。
家の中で、いつもと変わらずに過ごしていた。

夕方。
38.6℃。

熱は、夕方から夜にかけて上がるものだ。

きっとまた39℃台まで熱があがり、
朝熱が下がりきることはないだろう。

月曜に予定があった私は、悲しくなる。

明日は無理しないで、寝ていたらいいよ。

旦那はそう言って、2Fへ去って行った。

予定があることは、私しか知らない。

熱が出たときから、リスケかなと思ってはいた。

朝、熱が下がったから、もしかしたら行けるかもって期待した。

子どもって、大事な仕事や約束があるというときに熱が出るんだ。

今日は休めないのに、
って今まで何回も経験してきたのに
明日の約束がリスケになることが、
本当に悲しかった。

相手にお詫びの連絡を入れても気持ちが切り替えられず、
行きたかったな…と妄想した。

子どもの看病するのは、当たり前のことだ。
病み上がりの子どもを置いて、
でかけられるわけがない。

私の頭は、勝手に前向きになろうともがいている。


そこで、ふと気づく。

ずっと楽しみにしていたことが流れたんだから、悲しんでもいいんじゃない?と。

そうだ、私は、その約束を心待ちにしていたのだ。
悲しんでも誰も責めない。

気持ちが切り替わらないことにイライラして、自分を責めていたのかもしれない。

気づいたら、淡々と手が動いて、
家事やら看病に気持ちが戻っていった。

#ウェルビーイングのために

日々感じたことをシェアできたらと思っています。サポートしていただけたら、noteを続けるモチベーションにつながります。よろしくお願いします。