iPadをラズパイのディスプレイとして使う MS2131編
概要
MS2131搭載のキャプチャーボードが届きましたので、前回記事の宿題「MS2131搭載のキャプチャーボードはiPadで使えるか?」を早速検証してみました。
結論から言うと使えました!(購入した製品では)
購入したキャプチャーボード
C.AMOUR
単純にAmazonで売られているMS2131搭載製品のなかで最安(6,399円 2024-02-13時点)だったものを選びました。
サイト記載上のスペックは以下の通り。
出力 : 1080P 60FPS
入力 : 4K 30FPS
HDMI パススルー付き
音声端子 : 3.5mmマイク/ヘッドホン
付属ケーブルは Type-A <--> Type-C (キャプチャー側)。
なのでiPadで使うときは変換アダプター経由か、両方が Type-C のケーブルを用意する必要があります。
HDMIケーブルは付いていません。
チップの確認
ラズパイに接続して確認したところ、ちゃんとMS2131が搭載されていました。もちろんUSB3.0接続です。
ryo@testssd-pi5b:~ $ lsusb
Bus 004 Device 002: ID 0411:039d BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) SSD-PSTA/N
Bus 004 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub
Bus 003 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 002 Device 002: ID 345f:2131 MACROSILICON KUHAIMI A20
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub
Bus 001 Device 004: ID 05e3:0608 Genesys Logic, Inc. Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
あとがき
今回購入した製品はiPadで使えましたが他のMS2131搭載製品が使えるかどうかは保証できませんので、個人の判断でお願いします、
価格的にMS2130製品と比べ2~4倍程度の差がありますので、アクションゲームや配信目的でない限りはMS2130製品がオススメなことにかわりはありません。
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