Tapoカメラの映像をPCから見る
概要
Tapoカメラの映像をPCで見るには以下の3つの方法があります。
RTSP
Androidエミュレータ
ONVIF
RTSP
RTSPクライアントとしてはマルティメディアプレイヤーとして有名なVLCが使えます。
事前にTapoの設定でカメラのアカウントを作成する必要があります。
カメラのアカウントの作成
スマホのTapoアプリから [デバイス設定][高度な設定][カメラのアカウント]を選び [ユーザー名] と [パスワード] を設定します。
VLC の操作
VLCを起動し、メニューから [メディア] [ネットワークストリームを開く] を選らび、ネットワークURLを以下のように入力します。カメラのIPアドレスはスマホのアプリから確認できます。
rtsp://{カメラのIPアドレス}/stream1
認証画面が表示されるので、「カメラのアカウント」で設定したユーザー名とパスワードを入力します。
するとカメラの映像が表示されます。
エラーの場合
エラーで表示されない場合は以下をチェックしてください。
カメラのアカウントのユーザー名とパスワードが合致しているか?
カメラのIPアドレスは間違っていないか?
他のPCやアプリでカメラ映像を開いていないか?
自分は最後の項目でハマりました。Tapoのカメラは複数台の端末からのアクセスを制限(多分2台まで)しているようです。
Androidエミュレーター
LD Player などのAndroidエミュレーターを使いその上でTapoアプリを動作させる方法です。
ここでの説明は省略します。
ONVIF
ONVIF対応のアプリとしては、AgentDVRや、IP CENTCOMがあります。AgentDVRは定番アプリiSpyの正式な後継ですが、iSpyとは完全に別物でアプリではなくサービスとして動作しブラウザで見るという形になっています。
TapoのPTZカメラはONVIFプロファイルSに対応しているので、アプリからPTZの制御ができます。
カメラのアカウントの作成
RTSPと同様なのでそちらを参照してください。
IP CENTCOM
メニューから [追加] [ONVIF] を選び、以下の通り入力します。
名前 : {自由な名前}
アドレス : {IPアドレス}:2020
ユーザー名 : {カメラのアカウント}
パスワード : {カメラのアカウント}
PTZ対応カメラの場合は右下に移動カーソルが表示されます。
課金(1000円弱)するとマルチビューも可能となります。
検証機種
今回実際に検証したカメラは以下の3機種。ですが他の機種でもほぼ可能だと思われます。
C210
C225
C520WS