冬のボーナスと年末調整の季節ですね。
どうもよっしーです。今日は家を買った場合に受けられるメリットについて書きたいと思います。
住宅ローン控除
まずはもっとも馴染みの深そうな「住宅ローン控除」から。これはサラリーマンの方には夏のボーナス、冬のボーナスに続く、第3のボーナスと呼ばれる程大きな金額が返ってくる制度です。細かな諸条件や説明は省きますが、一般的な住宅を、住宅ローンで買った人は、なんと年間最大で40万円もの還付が10年間受けられる減税制度です。
その額400万円!
でかい。。。
これは使わない手はないですよね。
細かな適用条件はあるものの、今回はポイントを簡単に抑えたいと思います。まず、国の施策として個人の方々が家を買うというイベントは日本の景気を活性化させる大きな要素だと言われており、それを「国を挙げてを後押ししたい!」という意味合いで設計された制度です。気になるのが「還付」という言葉。何が返ってきてるの?と。
これは、サラリーマンの方であれば毎月天引きで徴収されている所得税、住民税が還付される仕組みで、既に支払った税金を取り戻せるんですね。
ただし、自身の収入から支払った所得税と住民税以上の額の還付は受けられませんので、ご注意ください。次に、夫婦でペアローンの場合なんとそれぞれこの制度が使えます。借入額や収める税額で前後するものの、夫婦で全額この控除を使うと最大800万円もの大きな還付が受けられます。なので、貯金するもよし、年に1度の海外旅行にいくもよし、贅沢な食事にいくもよし。色々と夢が広がりますね!
でも、申請とか手続き面倒なんじゃないのー?と、言う声聞こえてきそうですけども。なんと、面倒なのは買った年の翌年2〜3月にある確定申告1回だけでOK。確定申告自体もインターネット上で提出もできますし、税務署に相談窓口があるので、初めての方でも簡単。その後は残り9年間分の書類を年末調整の時に提出するだけでOKです。正直、結構楽です。
住まい給付金
これはローン控除と違って、住宅を取得した際に一回だけ受け取れる給付金です。これも細かな適用条件はありますが、ポイントだけ抑えると受け取るには年収の制限があります。…が、2019年10月1日より消費税の増税に伴ってその上限が拡大されました。今まで対象外だった方も、もしかしたら対象になる可能性も充分あり得ますのでもう一度購入検討中の物件、既に買われた物件でもぜひ一度対象にならないか確認してみてください。思わぬ臨時収入になるかもしれません。
また一点、合わせて注意点がありまして、取得した日から1年3ヶ月以内に申請が必要です。後でやろーっと、で忘れてた方、この記事を見て気付いたら、まだ間に合うかもしれません。笑
団体信用生命保険
3つ目のメリット団信。これは他の2つとは違い税制度の優遇ではないのですが、万が一悲しいことですが住宅ローンの借入した本人が亡くなってしまった場合、その時点で残りのローンがゼロになる。という制度です。
起こってほしくない事ではありますが、人間はいつ死ぬか、これは誰にもわかりません。そんな不測の事態でも、残された家族には住む家だけは残せるという賃貸住まいの場合ではあり得ない生命保険です。
これ、実は、フラット35などの任意加入の商品を除き、都市銀行や地銀で住宅ローンを組む場合には強制加入となり、毎月支払う利息の中に保険料も組み込まれているため、他の生命保険と違って月々別途手出しで支払う必要はありません。なので、生命保険という性質上、借入者本人の健康状態の審査もありますが、最近では持病をお持ちでも加入できるワイド団信などの商品もありますし、死亡せずとも大きな病気に掛かり医師の診断後一定期間以上の特定の状態が続いた場合には同じようにローンがゼロになる三大疾病、8大疾病特約などの保証もありますので、これも審査を希望する際に金融機関に確認してみましょう。
ということで今日は住宅購入時に享受できる3大メリットをポイントだけ確認していきましたが、それぞれ適用要件が細かく定められています。
ぜひ、信頼できる不動産エージェントや、銀行担当者の方を見つけて、素敵な家探し、夢のマイホーム購入を有利に実現してください。