不動産屋から良い物件を紹介してもらうコツとは

こんにちは。よっしーです。

不動産を買いたい時、suumoやathomeなどポータルサイトで物件を検索していざ問い合わせをしてみると、【すでに成約済み】だった…。という苦い経験をしたことはないでしょうか?
そんな時、問い合わせ先の不動産会社に、
「じゃあ、大丈夫です。失礼します。(ガチャッ)」
と、無愛想&面倒くさそうに名前も名乗らず関係を終わらせていませんか?

私からすると、
めちゃくちゃもったいない…‼‼ と思います。

今回はそんな状況を打破したい方々向けに物件探しのコツを書きたいと思います。(※投資家たちはマジでこうやって物件を仕入れてます。)

水面下で決まっていく優良物件たち

さて、一昔前よりもおとり広告(本当は存在しないのに、反響獲得を狙ってあたかも現在も販売しているかのように物件掲載をする行為←×違法です。)自体は減っているはずですが、一体なぜこのような現象が起こるのでしょうか?
それは、皆さんが想像を絶するほどアナログな不動産業界の仕組みにヒントがあります。
先に結論からお話しすると、本当に良い物件情報は未だに「水面下」で紹介されていき、インターネット広告などで情報が世の中に出てくる前に買い手が決まり成約してしまうのです。

つまり、おとり広告でも何でもなく、本当に良い物件は買いたい人(ライバル)が多く存在しているため、広く広告を打たなくとも非常に足が速いということです。

この順番で物件情報は流れていく

優良物件(※川の流れに例えて「川上物件」とも言います)の情報はまず、
①売主から売却を任されたそれぞれ不動産会社の登録顧客

●過去に他の物件に問い合わせなどをして、その不動産会社のエージェントと接点を持った顧客

●前々から「このような物件が出たら教えてほしい」と伝えている顧客

●同じマンション内or類似マンションなどを過去に購入申込みまで行なったが2番手などで買えなかった経験がある顧客

上記のような顧客達へ売却を担当するエージェントから情報が紹介されていきます。その後、それでも買い手が見つからなければ
↓↓↓

②インターネットや折込チラシなどに掲載して広く買主を探す。
という流れになります。
不動産を探し始めの方々はこのタイミングでポータルサイトなどで、初めて物件情報を知ることになります。
そのため、良い物件はエージェントが水面下で買い手を探しつつ、並行して情報をポータルサイトに登録してから掲載されるまでのタイムラグの間に買い手が決まってしまい、冒頭のような現象が未だに頻繁に起こります。

せっかく問い合わせしたのなら、ここまでやるべき

本当に良い物件に出逢いたいなら、「せっかく勇気を出して問い合わせをしたのに売れていた!」という悔しい気持ちをぐっと抑えて、やるべきことがいくつかあります。

それは、
「色んな不動産会社と「①」の関係性をなるべく多く築くこと。」です。
問い合わせをしたくなるほど良い物件を担当しているエージェントと繋がれた訳ですから、その担当者は今後も優良な物件情報を仕入れてくる優秀なエージェントである可能性が非常に高いのです。

これは不動産投資家たちがなるべく川上で物件情報を取得するために実際に行なっている手法ですが、自分の希望条件や保有物件の有無、属性(年齢、年収、自己資金、勤め先など)を細かく前もって伝えておき、「こんな物件が出たらすぐにでも買うよ!」という優良顧客に映るように自分から努めることで、エージェント達があなたに物件を紹介したくなるような関係性を作っておきましょう。

投資家の中にはワードで一枚の紙に自己紹介シートとしてA4でまとめてFAXやメールで送ってくださる方なども居て、エージェントとしてもここまでされると他のお客様と差別化され、かつ好印象で記憶に残りやすく、良好な関係を築きたいと感じるようになります。

またここで、投資家ならまだしも一般個人が年収や自己資金、勤め先などの「連絡先や勤務先などの個人情報を伝えることに抵抗を覚える」という方も少なくないと思います。
確かに、失礼な不動産エージェントやしつこく電話セールスを掛けてくるエージェントも未だに一部存在するため、なんとなく心配になる気持ちは十分は十分理解できます。

ただ、大半の不動産エージェントは、一人で毎月20~30人程の顧客を相手に毎日忙しく仕事をしており、これだけ取り扱いが厳しくなってきいる個人情報を知ったところで、特段何かに利用出来るわけでもないので、いちいち1人の顧客の情報を気に留めることはありません。
それ以上に、「購入したい気持ちが強い、積極的なお客様だな」と映ることで、優良な物件情報を一早く獲得できる可能性が高まるメリットの方が大きいと思います。

それでももし、不安な場合は
・「普段は仕事or育児等で忙しくしているため電話に出られないことが多いため、基本的に連絡はメールやLINEでお願いします。」

・「緊急を要する場合は留守電orショートメールに入れて貰えればすぐにこちらから電話します」
というような内容を一言添えておけば、優良顧客様に嫌われるようなしつこい電話やセールスはなくなるでしょう。

まとめ

今回書いた内容以外にも様々なテクニックがありますが、最も簡単で始めやすい方法をご紹介しました。「自分は客だぞ!」という姿勢の人は、どれだけお金持ちでもなるべく避けたいのがエージェントの本音ですので、お互い気持ちよくやりとりが出来るような人間関係を自分から築いていくことが大切です。
「不動産」は人と人の心が通じて初めて「動く」ものです。良い物件に出逢うためにはコツが必要ですが、少しの工夫で大きく結果が変わってきますので、参考にしてみてください。

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