【住宅は購入?賃貸?】独身であれば引っ越しなさい
住居に関しては、人により様々な考えがあると思います。
大きく分けると2つで、
賃貸の家賃を払うのはお金の無駄!早いうちに購入した方がいい!という
【 購入推奨派 】
購入するとずっとそこに住む必要がある!生活環境の変化によって住居は柔軟に変わっていくもんだ!という
【 賃貸推奨派 】
細かいこと言えば、この二つの中でも更に派閥は分かれるんですが、ひとまずはこの二つを前提にお話ししたいと思います。
結論から言うと、おススメしたいのは【 賃貸 】です。
「いや、買った方がいいだろう!」「賃貸なんて、お金だけ払って手元に何も残らないじゃないか!」というご意見をお持ちの方々、ご安心ください。幼少期から転勤族で、引っ越しの回数総計10回を超える私が考える賃貸の方がいい理由をこの後きちんと記載いたします。
※あくまでここで僕が話意見は「独身として生きるなら」と言うお話です。「税金面で〜」「不動産投資として〜」なんてお話を聞きたいのであれば、その道のプロフェッショナルが書いた記事もあると思いますので、そちらをご覧いただいた方がいいと思います。
1.金額的メリットは独身には通用しない
この二つの派閥の議論を白熱させている要素は、「どちらの方が、総額で金額を安く抑えられるか」にかかっています。
そんなものは住む家のグレードによって異なるんですが、そこは同じグレードの家に住むとして、「独身」という視点からこの問題をみてみたいと思います。
そもそも、独身であるだけで払う金額は大きく抑えられている。
そもそも考えてみてください。結婚してお子様のいる家庭と独身とでは、月々の支出が全く異なります。
子供の教育費もそうですが、日々の生活費も3〜4人と1人ではものすごい差になります。つまり、独身であるだけで、それだけ余分に使えるお金があるということなんです。
そのお金を何に当てるのか?それは、地道にコツコツ目的のない貯蓄をするくらいなら、今すぐやめて、半額を投資に、もう半分をQOLを向上させるために家賃にぶち込みましょう!(すいません、少し言葉が汚くなりました)
そして、ぶち込める金額というのは、おおよそ年齢とともに上がっていくことになると思います。
つまり、年齢(年収)が上がるにつれて、どんどん良い家に住み替えていく、それを実現するために、賃貸の家に住むのです。
2.気持ちをリセットできる奥の手
さて、お金の問題がクリアになったら(なってない)、次に精神面の話です。
僕たち人間は、どうしても高いモチベーションを保ち続けるということが難しい生き物です。僕も例外ではありません。
朝起きたら仕事!寝るまで仕事!休日も仕事!趣味は仕事!挙げ句の果てに夢の中でも仕事をしている、そんな一部の仕事ジャンキーを除いて、基本的には、人はモチベーションが長続きせず、どこかで力を抜くタイミングが必要なものです。
そのため、仕事は1日8時間が基本で、月8日間程度は休日が設定された会社が多いです。
まあ、昔は休日出勤・毎日深夜までの残業が当たり前、それをできるやつが評価されると聞いたことがありますが、そんな状態では質の高いパフォーマンスは発揮できません。「時間」だけを味方につけた力技では、いずれ限界が来るものです。
高いモチベーションを持ち、高いパフォーマンスを発揮するために仕事に区切りをつけることは大切ですが、それ以外にもモチベーションが低くなってしまう要素が存在します。
それが、”マンネリ”です。
変わらない環境下で同じ作業を繰り返すと、刺激がなくなり、どうしてもモチベーションが下がってしまいます。これは、やる気の問題ではなく、個人差はありますが誰にでも発生し得る仕方のない問題なんです。
そんな中でも、モチベーションが下がらないための工夫は存在します。
職場の場合は、定期的に異動して別の場所・内容の仕事をすることで刺激を受けられ、継続的にモチベーションを保てる仕組みがあります。
しかし、私生活ではどうでしょうか?
仕事が終わった後、家に帰ってからの生活に変化はあるでしょうか?最近では、在宅勤務も増え、より変化のない生活を送っていないでしょうか?
新しい洋服を買って、それを着たらテンションが上がってなんでも頑張れるようになると思いますが、その最上級が「家の引っ越し」です。
家が変わると、自分の生活が大きく変わります。それは同時に、大きな刺激になります。気持ちをリセットするための非常に有効な方法といってもいいでしょう。
回りくどくなりましたが、要は、家を購入してしまうとそんな大きな刺激を受け、気持ちをリセットすることが非常に難しくなるよということです。
自分の周りの環境を変えて、気合を入れ直すためにも、賃貸住宅に住み続けて定期的に引っ越しすることをお勧めします。
3.生活の変化に対応しやすい
僕は現在は独身ですが、そして結婚願望も持っていませんが、まあ将来どうなるかなんてわかりません。
運命の人と出会って、結婚して、子供ができる可能性だってまだ残っています。
余談ですが、昔、前を歩く女性が落としたハンカチを拾って声を変えるという、運命オブザ運命なシュチュエーションになったことがありました。普通に渡して終わり。その女性からは不審者を見るような目で見られて「ありがとう」の言葉もありませんでした。僕は整形を決意しました(してません)。
そうです。運命なんてないんです。
まあ運命は置いといて、ここで僕が言いたいことは、この先、何人と一緒に家に住むことになるかわからない状況の中、部屋のサイズだけ今から決めてもいいのかということです。
家族ができなくても、例えば仲間とYouTuberを始めてみんなで同棲することになるかもしれません。今はもう何が起こってもおかしくない世の中です。
また、住む人数以外にも、職場で転勤をしてしまう可能性もあります。
「いや、私の仕事は転勤はないですよ」という方でも、その会社が潰れないという保証がどこにあるでしょうか?
更には、近隣住人とのトラブルなどで強制的に家を出される可能性まであります。(これはレアケースです)
自分の今後の生活に柔軟性を持たせるために、賃貸で動きやすい環境を作っておいた方がいいのではないでしょうか。
4.難しい投資に手を出さなくて済む
投資?と思った方、そうですよね。そう思いますよね。
解説しなくともピンと来た方もいらっしゃると思いますが、家を買うというのは人生最大の投資なんです。
しかも、不動産投資というのは非常に投資対効果を狙うのが難しいものです。外部の影響を受け過ぎます。しかも、土地だけならまだしも建物の部分は基本的に経年劣化していくものです。
こんな不利な投資があるでしょうか?
経年劣化するということは、維持費もかかります。更に、固定資産税もかかったりと、意外と住宅購入してもその後にかかるお金はあるものです。
「購入しても、本当に飽きたら貸し出したり、売ればいいや」と思っているあなた!
果たして、20年後、その家は本当に貸し出すことができる状態でしょうか?高く売れる売り出せる状態でしょうか?
下手をすれば、住まないのに大損する可能性もあります。
購入する場合は、慎重になり過ぎるくらいでいいと思います。
以上。
僕は独身生活をより良いものにするための情報や自分の考えていること、副業に関することなどの記事を書いています。
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