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なぜ9割以上のメンバーがパートナー契約なのか?
つむぎという会社を語る上で一丁目一番地に来る話が、メンバーの9割以上がパートナー契約(業務委託契約)メンバーで構成されているという点です。
この話をすると、たまに言われるんです。
「業務委託の方がいいよね。固定費が圧縮できるもんね。」
そんな話が出たときは、「そうですよねぇ~」なんて、笑って過ごしますが、実際のところそんな気持ちは1mmも持ち合わせていません。
ちなみにですが、弊社の人件費比率は昨年実績で47%。それ以外にも合宿や社内研修の開催、展示会も年に2回開催していますがそれもある意味チームビルディングの一貫。そうした教育費も含めたら50%は軽く超えていきます。
「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」
という言葉を掲げている会社が、そんな搾取するようなことをやってはならないでしょう。(というか、やるはずがない)
じゃあ、何でパートナー契約メンバーが9割を超えるのか。
それは、私自身の経験が大きく影響しています。
私は新卒で入社した会社を15年で辞めました。
大きな使命感を持ち組織の立て直しを図った3年、
その3年を終えたときにふと気づいたのは、
これからの自分の目標は何なのだろう?
ということでした。
もちろん、働く上での目標は会社の目指す目標に向かって一緒に進んでいくことだと思います。
自分の目標と会社の目標が一致する。こんなに幸せなことはないでしょう。
ただ、
「果たしてそんなことってあり得るのか?」
と私は思ったわけです。
それぞれ違う人生がある中で、100%同じ方向にベクトルが向かう方がむしろ稀で、それぞれが目指したいものは、本当は心に別に持っているのではないかと。
むしろ、「自分の目標」と「会社の目標」は、別にあることこそが自然だし、それが両方追いかけられる形の方が幸せなのではないかと。
そう考えたときに、ベストな働き方は「パートナー契約」ではないかと行き着いたわけです。
だから、弊社ではメンバーに対して伝えていることがあります。
みんなはみんなが実現したい夢を探そう。目指そう。それを私は全力で応援します。ただ、つむぎの仕事をするときだけはうちのことを100%考えてほしい。つむぎの理念の実現に向けて全力を尽くしてほしい。
と。
パートナー契約で働くメンバーに、会社の理念にコミットしてもらうことは簡単ではないだろうと思っていました。現に簡単でもありません。
ただ、それでも理想の働き方はこれだと思っているので、どうやって「パートナー契約×理念共感」を実現するのか、それがつむぎという会社の中心にある、ずっと追いかけ続ける命題として存在しています。
ありがたいことに、今いるメンバーは、そのあたりの共感も高く、それぞれが高いパフォーマンスを発揮してくれる最高のメンバーばかり。
これからも、一人一人が最高に「やりがいのある働き方」を実現するために、いろいろとチャレンジしていこうと思います。