これからの「地域」について考えてみた
なぜ記事を書きたいと思ったのか、何が書こうと思わせるのかを書いていく。全ての記事の導入である。(導入に成ればいいが…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※あくまで、一個人の考えです。賛否両論あると思いますが、いち大学生が考えた「地域を哲学する」という記事の連載です。
※温かく読んでいただければ、幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北海道名寄にて考えたこと
名寄に滞在し、そして名寄から帰ってきた今、考えている「これからの地域」についてまとめていく。「地域には未来がない」という意見がある中、実際に滞在し、地域の人と触れることで見えてきた「地域の未来」そして「地域だからこそできること」、「私なりの観察で見えてきたこと」を書いていく。
何回分の記事になるかわからない
「地域」にいることで、たくさん学び・体験し、そしてたくさん考えることができた。一様、このテーマで書くということは、決めた。しかし、書いているうちに、「これも書きたい」と思い、追加することもあり得る。いや、多分そういうことが起きるだろう。だから、今何回書くかということはわからない。
そもそも、なぜ書きたいと思ったのか?
ここまで読んでいて、「そもそも、お前はなぜ「地域」についての記事を書こうと思ったのか?」という疑問を持つ方が大半だろう。
私も名寄に行くまでは、まさか自分が記事を書こうと思うとは予想していなかった。なぜなら、文章にすることが苦手であり、また書くことより話すことの方が好きだからだ。
しかし、そんな私の考えが変わったきっかけが、名寄滞在中にあった。滞在何日目かは覚えていないが、シェアハウスで歯磨きをしているときにふと思ったことがあった。それは、「今回の滞在で名寄の人たちにたくさん学ばせてもらい、また名寄の自然を体験させてもらっているが、自分はお世話になった人たちに“恩返し”ができているのだろうか?」と。今回の旅で、シェアハウスに泊まることを許可してくれた「さとのば大学の地域コーディネーターのりえさん」、名寄の自然をたくさん見せてくれ、また体験させてくれた「ひろむさん」、食事やお話しした名寄の人たち、そして下川町で出会った人たちや話を聞かせてくれた人たちに対して、自分がお返しできることは何だろうと考えた。
考えた結果、名寄・下川に滞在したことで自分の内面に起きた変化、そして前回とは違う時期に行ったことで見えた、前回気づかなかった「地域の価値」や地域に行ったからこそ「学べたこと」について記事にし、名寄・下川の人たちが読める形に残すこと、感じたことを発信することが、自分にできる“恩返し”なのではないかと。それが、この何回書くかわからない記事を書くきっかけだった。
これから書いていくにあたり
これから記事を書いていくにあたり、皆さんに一つ謝らないといけないことがある。それは、私にうまく文章を書く自信がないことだ。ここまで読んでいただいた方はわかるかもしれないが、ちょっと読みにくい(人によっては、結構読みにくいと感じるかもしれないが…)と感じているだろう。
大学生でありながら、上記でも述べたが文章にすることが苦手だ。しかし、私なりに多くの人に「地域」について知ってもらいたいために、わかりやすい文章になるように何回も読み直し、訂正を加えるなどの努力していく。それでも、わかりずらいということがあれば、遠慮なく教えてほしい。
最後に
今回の8月29日から9月7日までの滞在で、自分について見つめ直すこと・自分との対話をすることができた。特に、自分との対話ができたことの一つに、来年から始まる専攻演習(ゼミ)での研究テーマについてだ。前期の間、「何を研究したいのか」をずっと考えてきたが、結論を出すことができなかった。しかし、今回の滞在で「学びたい・考えていきたい」と思っていたことを思い出すことができた。またそれは、自分にとって名寄という地域が、色々な分野での「原点」になっていることを感じさせ、気づかせてくれた。
つまり、都会で悩んだことは、まずは都会から離れて、地域で考えてみる・見つめ直してみることの重要性を体験させてくれた。このことがなければ、「地域」について深く考えようと思わなかっただろう。
この体験をもとに私が記事を書くことで、皆さんに「地域」について知ってもらい、また考えていただくきっかけになってもらえれれば幸いである。また、これから書く記事が、名寄・下川の人たちに届くことを願っている。