夫が定時退社すべき3つの理由

この記事を読んで「全くその通りだな」と思ったので、夫の毎日の定時退社が「産育休中、及び産育休から復職した女性」にとって望ましい理由を挙げておきたい。
(なお、男女逆でも同じであるが、ここでは夫の定時退社について書く)

1.平日夜の家事育児負担が軽くなる

言わずもがな、定時退社で家に帰ってくる夫がいればその分妻の家事・育児負担が軽くなる。
片方が晩ご飯の準備をしている間に、もう片方がお風呂に入れる。
片方が寝かしつけをしている間に、もう片方が洗い物をする。
これだけで平日夜のタスクがだいぶ軽くなる。

大切なのは「毎日それが続くこと」である。
「昨日は早く終わったから早く帰った。今日は急な打ち合わせが入ったので遅くなる」ではいけない。

なぜなら、それでは「計算が立たない」からである。
毎日の夜のタスクは変わらないのに、その時にいるかいないかわからない人では戦力としてカウントできない。そうすると妻は「基本は1人でこなすことを前提に、もし夫が早く帰れたらこうしよう」という2つのプランを考えることになる。
結果、夫が早く帰れたとしても妻からするとそれはラッキーであり、心の負担はワンオペと変わりがない。

妻の心の負担をも軽くするためには、「夫は毎日ちゃんと定時に帰ってくる。」という安心感を与えられるようになることが大事なのである。

2.仕事により集中できる

産育休から復帰した女性は「限られた時間の中で結果を出す」ことを求められるため、集中力がすごいです、という話はよく聞く。

確かにそれはその通りなのだけど、「いつ保育園から呼び出しがかかるかわからない」「絶対にお迎えの時間に間に合うように退勤しなければならない」というプレッシャーが常に頭の一部を占めているというのは結構なストレスである。

夫が「定時退社できる」(もっと言うと「保育園からの呼び出しにも対応できる」)のであれば、妻はそのようなプレッシャーから多少なりとも解放される。

目の前の仕事に集中できれば、当然結果にもつながりやすい。
「限られた時間の中で」「集中して」結果を出せる人材は会社でも信頼を勝ち取れるだろう。

3.チャレンジができる

1と2で述べた通り、夫が毎日定時退社ができると、妻は「心身の負担が減り」「仕事に集中できる」環境を手に入れることができる。

そうするとチャレンジ(新規事業、多少残業が発生するが自分のやりたかった仕事、転職、学び直し、資格の取得…)がしやすくなる。

チャレンジができると成否に関わらず、キャリアになるし成長にもつながる。
妻のキャリアアップは家庭運営(特に収入面)において大きなメリットがあるので夫としても歓迎できるもののはずである。

最後に

以上、何のエビデンスもないnoteではあったが「夫の毎日の定時退社が妻、ひいては家庭にとって望ましい理由」を書いてみた。

気付いた方もいるかも知れないが、ひと昔前までは妻が時短・定時退社することで夫が「平日の家事負担が軽く」「仕事に集中できて」「チャレンジができる」環境を独占してきたケースが多かった。(今でもそうなのかも知れない)

男性の家庭進出によって、女性もそういう環境を手に入れられる世の中になればいいなと願う。

以上

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