初めての、空から八丈島体験記 #3
引き続き、羽田から「今週のトクたびマイル」で八丈島へ行ったお話。
前回の記事では、八丈富士中腹のふれあい牧場展望台から、八丈島空港を離陸する飛行機を眺めたことを書きました。
八丈島は東京都の一部、伊豆諸島と呼ばれる島嶼群のひとつですが、本土からは遠く離れた場所に位置します。
そのため動植物にも伊豆諸島にしか見られない固有種も多く、名前に「ハチジョウ」と付くものも存在します。
展望台への道でも、いくつか見つけることができました。
これだけ見るとなんてことのないアザミに見えますが、伊豆諸島固有種のハチジョウアザミです。
本土のノアザミと比べて、トゲが弱く、柔らかい印象を受けます。
本土だと、特に都心部ではアザミを探すと意外と見つからないものですが、ハチジョウアザミはいたるところで見ることができました。
こちらは下山中に偶然ヒラヒラと近寄ってくれたハチジョウカラスアゲハ。
カラスアゲハに比べて青色が濃いことが特徴です。
陽の光を浴びて、とても綺麗に青く輝いていたのがこの旅の思い出になりました。
まだ暑いですが、時期はすっかり秋。
島内でも彼岸花を見ることができます。
彼岸花といえば株分け=遺伝的に同一という話がありますが、本土の彼岸花からの株分けだったりするのでしょうか?ちょっと不思議ですね。
さて、無事に下山し、ホテルへと向かいます。
ふと視線を感じ、見てみると何やら毛玉が。
ちっちゃいけれど、立派なにゃん。
写真こそ撮れていませんが、ここへ来るまで何度か小さい動物に横切られており、「猫?」と思いきやちょっと違う長い生き物。よくよく見てみるとイタチのようでした。